みなさん、電子書籍で読書の秋を楽しんでいらっしゃいますか?
食欲の秋から食欲の冬に突入しそうな食べ盛りライター☆カンザキです

キンドる速報レビュー、第6回目のオススメタイトルは

Gene Mapper (ジーン・マッパー)Gene Mapper (ジーン・マッパー)
著者:Fujii Taiyo
販売元:Taiyo Lab
(2012-07-12)
販売元:Amazon.co.jp


“生命すら設計できるその日、何を信じて未来の扉を開けばいいのだろう”

農作物の多くがメーカー製の「蒸留作物」に置き換えられつつある2037年。
作物の遺伝子をマークアップし、外観を設計するスタイルシート・デザイナー、林田のもとへ「ジャパニーズ・サラリーマン」を演じる黒川から調査依頼が入った。
カンボジアへ納品したスーパーライス、SR-06に描いたロゴが崩れ始めたというのだ。原因はコーディングのミス?アップデートの失敗?それとも……
原因を探るため、林田は「キタムラ」と名乗る人物に誘われ、2014年に封鎖されたインターネットが生きている街、ホーチミンへ飛ぶ。
フルスクラッチで作物を作れるほどの遺伝子工学、現実と見分けられないほどの拡張現実が当然のものとなった2037年。
たゆまなく前進する科学技術は人類の繁栄を約束するのか?
ハイスピード・ノベル「Gene Mapper」が問う。



飢餓より残酷な、満腹のリスク


SF小説というと、タイムマシンやロボットものが多いと思いますが、この作品はタイトルの通り、『遺伝子』が軸になっています。
いままでのSFに飽きた方、電脳化やネット世界の現実化に感する関する作品が好きな方にオススメのタイトルです。

日々美味しい食事をいただけるのは作物などの命を貰っているからですが、近い未来、人口が激増し食物不足に陥ったらどうなるか。作物を遺伝子レベルで管理し、完璧な供給をすれば飢餓が無くなるのではないか。しかし、人工物を摂取するリスクは…?

未来を読み解くストーリーのなかに、今一度『食の安全』について考えたくなる倫理があります。

また、この作品には難易度の高い専門用語が出てきますが、Kindle端末は読みながらデジタル辞書を簡単に呼び出せます。
Kindleの操作を覚え、用語の意味を理解しながら読み進めることが可能ですので、気軽に電子書籍および遺伝子工学の世界に飛び込めることでしょう。

一歩進んだ遺伝子SF小説を求める方にオススメの『Gene Mapper』ぜひ一度お手にとってご覧ください。


SF度
★★★★★(5)
キャラ立ち度
★★★☆☆(3)
伏線度
★★★★☆(4)
総合
★★★★☆(4)


関連リンク


同作の執筆について、原作者の藤井太陽氏がインタビューに答えてくれました。
あわせてを読むと面白さ倍増です! 

電子書籍が切り開く個人出版の新たな地平~『Gene Mapper』作者・藤井太洋氏インタビュー~

コメント

コメント一覧

    • 1. 名無しのリーク
    • 2016年06月29日 10:20
    • 香川県ルー餃子のフジフーヅはバイトにパワハラで指切断の大怪我を負わせた糞ブラック企業
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