Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)で出版されている著者のみなさんこんにちは。佐々木です。

シリーズでお届けしている「KDPの売上にかけられる米国所得税を回避する方法」。1回目は「SS-4取得編(12月11日)」、2回目は「W-8BEN提出編(1月7日)」と続けてきましたが、今回の「確認編」で最後となります。

所得税の二重課税を回避して、売上をしっかりと受け取りましょう。


実際の振込額を確認する


私は、1月7日にW-8BENの提出を行いました。そして、最初の報酬の振り込みは1月末日。うまく申請が受領されているかドキドキしながら指定口座への振込額を見てみると……。

なんか30%くらい引かれているっぽい!!!

うそーん。
とは思いながらも、郵送での提出と、シアトル本社での財務での手続きを考えると、時間的に間に合わなかった可能性があります。そこで、ちゃんと受領されなかったのか、それとも来月からは晴れて米国での所得税を回避できるのか、Amazonに問い合わせてみました。


Amazonに問い合わせてみる


問い合わせ先はいつものこちら
名前を告げて、W-8BENの申請状況について確認すると、「本日、経理部に状況を確認してもらうよう依頼いたしました。詳細がわかり次第、こちらからご連絡を差し上げます」という快い返事がありました。

それから5日後。

「●●様のW-8BENが確かに受領されていることが確認されました。長らくの間お待ちくださり、ありがとうございました」との連絡が!

無事来月からは、米国での所得税を回避できることになりました。
書類の作り方は前回ご案内した方法で問題はないけれど、ちょっと時間がかかる、ということのようです。


手続きが間に合わない場合は支払いを保留にできます


なお、手続きが間に合わなくてこのままだと損をしちゃう! という方は、以下の方法で支払いを保留にすることもできるそうです。ぜひお試しください。

Kindle本のロイヤリティ(印税)支払い手続きは、停止(繰り越し)することができる

[3月12日更新] リンクを修正しました。ツイートでのご指摘ありがとうございました。


これまでのまとめ


以下の方法で、米国での課税を回避することができます。
みなさんの参考になれば幸いです。

KDPの売上にかけられる米国所得税を回避する方法 「SS-4取得編」
KDPの売上にかけられる米国所得税を回避する方法 「W-8BEN提出編」

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