こんばんは。キンドる速報のネジレケダマです。自宅の電気温水器が故障で過熱状態に陥り、早朝から水蒸気を大量噴出していました。配管も割れました。一式買い替え費用で35キンドル飛んで行きました(/_;)
いいんです。これで10年は安心してお湯が使えます。もやしと納豆があればご飯一合食べられます。心を強く持って、ランキング観測に励みます。
こちらのランキング観測記事は、朝6時台に取得したランキング情報をもとに作成されています。Amazonのランキングは毎時更新されますので、最新のランキングはAmazonのページをご確認ください。各セクションの頭にリンクをご用意してあります。よろしくお願いします。
セール対象商品と著作権の切れた名作の上位争い続く
Kindleストア の ベストセラー
まず、10位までについてキャンペーン対象商品およびダイレクト出版タイトルをチェックしてみました。セール対象は[SALE]、ポイント10パーセント還元のKindle本セレクト対象は[SELECT]、そしてダイレクト出版タイトルは[KDP]を書き入れてあります。
セール対象商品が多数を占める中、「雨ざらし文庫」の青空文庫結合本『レ・ミゼラブル』が根強い人気を保ち、そこへゴマブックスの2冊と、27日に発売開始されたばかりの『日本が世界一「貧しい」国である件について』が食い込む形となっています。
まず注目されるのが、ゴマブックスから出版された『カラマゾフの兄弟 完全版』です。
著作権の保護期間を満了した作品ですが、青空文庫では上巻しか公開されておらず、中巻・下巻は作業中ステータスのままとなっています。
(参考) 作家別作品リスト:ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ [青空文庫]
連絡掲示板や周辺の情報に当たってみると、青空文庫で数年にわたって続いている“ケヶ問題”(一部文字に対する底本尊重か統一作業指針適用かの対立)に絡んで、公開が見合わされたままになっているようです。
ということは、青空文庫の流用ではなく、別途入力されたものと見られます。
このような、青空文庫に収録されていない名作はほかにもありますから、今後の動きが気になります。
FAO(国際連合食糧農業機関)の職員経験をお持ちの海外在住ブロガー・谷本真由美(@May_Roma)さんの新著が10位に入りました。
昨日・3月26日の時点ではまだ予約注文状態でしたが、それでも夕方頃には40位台まで上がって来ていました。それだけ指名買いが多いということですね。
一躍話題をさらった『竜のかわいい七つの子』
コミック の ベストセラー
先週の『まんが日本の歴史』シリーズラッシュから、翌日・翌々日は小学館の99円大セール、それも過ぎ去って、上位がすっかり様変わりしています。動きが早いです。
(参考) 【終了】1巻だけ99円×688冊!「マギ」「銀の匙」「絶対可憐チルドレン」など少年サンデーからフラワーコミックスまで。Kindleはじまったな | きんどるどうでしょう
ここ数日続けて1位の座にあるのは、セール対象の『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』です。
今まであまり知られていなかった漫画家さんですが、
セールで買われる
↓
ランキング上位で目を引く
↓
さらに買われる
というループで、Kindleコミック界隈ではにわかに話題となっています。
(参考) この漫画がすごい(オレ編)「竜のかわいい七つの子」 - CHINGE
Kindle端末をソーシャル連携している方々の評価も総じて高いです。
- 「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス(ハルタ))を読み終えました。」の検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)
私も前作『竜の学校は山の上』(※残念ながらまだKindle化されていません)をたまたま本屋で手に取って以来ファンでして、今作品も紙の本が出てすぐに購入済みです。何といいますか、ファンタジーと現代社会のかみ合いが、絶妙なのです。おすすめです。
『進撃の巨人』既刊分がKindle化され、最新の第9巻と第8巻がそれぞれ3位と4位に上がっています。
毎回予想を裏切られる展開に、次巻が待ち遠しいです。
作者の諫山創さんはlivedoor Blogをご利用されています。
- 現在進行中の黒歴史
ブログも勢いがあります。
ビジネス書、技術書、読み物、占いと各種そろい踏み
いつもの通り、まずは100位までのランキングの中から、ダイレクト出版タイトルと思われるものをリストアップします。
Kindle本 新着ニューリリース
『入門Chef Solo - Infrastructure as Code』、『Perlについて語ろう』、『Guide to ScalaーScalaプログラミング入門』と、3冊のコンピュータ技術書がランキング圏内にとどまっています。人気が続いているようです。
紙の出版物も存在するようなのでダイレクト出版に数えませんでしたが、ほかにも、LPI-Japanの刊行する『Linux標準教科書』『Linuxサーバー構築標準教科書』が、それぞれ58位・59位でランクインしていました。
まだ圏外ですし商業出版ですが、Javaの入門書も出版されたようです。
(参考) 「Kindle初のJava入門書(和書)」の表紙が、想像の斜め上をいってる件 - flairDays - てさぐりの日々
何日頃にランキングに入ってくるでしょうか。
著名ブロガー・山本一郎氏のブログに書きつづられた野球観戦記事がKindle本になり、さっそくランキングに入ってきました。
- 【告知】大沼幸二ウォッチ録が電子書籍になりました: やまもといちろうBLOG(ブログ)
ベストセラーの53位にも顔を見せています。
山本一郎氏には、現在発売中の『ダイレクト文藝マガジン 010号』にも参加いただいています。
- 【告知】また電子書籍が出たんだが: やまもといちろうBLOG(ブログ)
よろしくお願い申し上げます。
電子書籍関連のプロジェクトに長年関わってこられた著者による回想録です。日本の電子ブック・電子書籍プロジェクトがどのような道筋を辿って現在に至ったかが読める一冊です。
ブログもやっていらっしゃいます。
- 本とeBookの公園 ― 21st century Book Story ―
本書の題名に冠した「日の丸電子書籍」の意味するところについての補足も読めます。
20世紀だった頃のお話です。
88位にふと目を引く「幻魔大戦」の4文字がありました。懐かしい、と思ったら、新刊なんですね。
内容紹介の冒頭にこうあります。
懐かしいような、新鮮なような、不思議な気分です。
弊ブログでもご紹介した勝間和代さんのメルマガ本『健康になるロジカルクッキング』のタイトルが、昨日少し変わりました。
「(1コインキンドル文庫)」という文字列が付け足されています。シリーズ名と呼ぶのでしょうか、この部分、実は昨日1日の間に3回も変更されていました。弊ブログの誇る紹介済み書籍追跡レーダーが捕捉しています。
勝間和代のキンドル文庫
↓
コインキンドル文庫
↓
1コインキンドル文庫
シリーズ化の布石かなと思っていたところ、予想した通りに新刊がストアに並びました。
まだランキングには入っていませんが、前作の時のことを考えれば、すぐでしょう。
こうした機動性のよさも、Kindleの醍醐味ですね。
昭和ヒトケタ時代の発禁処分図書が登場
Kindle本 アダルトの新着ニューリリース
先般、アダルト新刊については目立ったものだけ取り上げる形にしていますが、今週もまた興味深い1冊が上がってきました。
1930年に発禁処分を受けた本だそうです。昭和5年ですね。大正デモクラシーの残り香が漂う一方で、軍拡競争(そして軍縮条約に対する軍の反発)が進み、翌年には満州事変が勃発する、そんなご時世です。
実はこの『エロエロ草紙』は国立国会図書館デジタル化資料としてオンライン公開されています。
- 国立国会図書館デジタル化資料 - エロエロ草紙
文化庁の実証実験プロジェクトとして、電子書籍データの配信も行われていました。
- 「文化庁eBooksプロジェクト」について
それではこれもまた青空文庫結合本に類するものでしょうか。そうではないようです。内容紹介にこんなことが書かれています。
付加価値、ですね。用語集には参考リンクも添えられています。
また、本書の末尾に収録された謝辞には、このような下りがあります。
これは愛ですね。
保護期間を満了した著作物を出版するにあたって、どのようにするのがいいか、ヒントを与えてくれているような気がします。
いいんです。これで10年は安心してお湯が使えます。もやしと納豆があればご飯一合食べられます。心を強く持って、ランキング観測に励みます。
3月27日(水) 朝6時台の順位に基づいています
こちらのランキング観測記事は、朝6時台に取得したランキング情報をもとに作成されています。Amazonのランキングは毎時更新されますので、最新のランキングはAmazonのページをご確認ください。各セクションの頭にリンクをご用意してあります。よろしくお願いします。
セール対象商品と著作権の切れた名作の上位争い続く
―― 総合ベストセラー
Kindleストア の ベストセラー
まず、10位までについてキャンペーン対象商品およびダイレクト出版タイトルをチェックしてみました。セール対象は[SALE]、ポイント10パーセント還元のKindle本セレクト対象は[SELECT]、そしてダイレクト出版タイトルは[KDP]を書き入れてあります。
1位: [SALE] ずっとやりたかったことを、やりなさい。
2位: プロが教える! これ1冊でOK!! トクする 海外旅行術
3位: カラマゾフの兄弟 完全版
4位: [SALE] 講演録 若者よ、アジアのウミガメとなれ
5位: [SELECT] 企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)
6位: [SALE] 役にたたない日々 (朝日文庫)
7位: [SALE] 海と毒薬
8位: [KDP] レ・ミゼラブル
9位: [SALE] 成功はすべてコンセプトから始まる
10位: 日本が世界一「貧しい」国である件について
セール対象商品が多数を占める中、「雨ざらし文庫」の青空文庫結合本『レ・ミゼラブル』が根強い人気を保ち、そこへゴマブックスの2冊と、27日に発売開始されたばかりの『日本が世界一「貧しい」国である件について』が食い込む形となっています。
青空文庫では上巻しか公開されていない『カラマゾフの兄弟』
まず注目されるのが、ゴマブックスから出版された『カラマゾフの兄弟 完全版』です。
カラマゾフの兄弟 完全版 [Kindle版]
著者:フョードル・ドストエフスキー
出版:ゴマブックス株式会社
(2013-03-20)
著作権の保護期間を満了した作品ですが、青空文庫では上巻しか公開されておらず、中巻・下巻は作業中ステータスのままとなっています。
(参考) 作家別作品リスト:ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ [青空文庫]
連絡掲示板や周辺の情報に当たってみると、青空文庫で数年にわたって続いている“ケヶ問題”(一部文字に対する底本尊重か統一作業指針適用かの対立)に絡んで、公開が見合わされたままになっているようです。
ということは、青空文庫の流用ではなく、別途入力されたものと見られます。
このような、青空文庫に収録されていない名作はほかにもありますから、今後の動きが気になります。
予約受付で早くもベストセラーランキング入り
FAO(国際連合食糧農業機関)の職員経験をお持ちの海外在住ブロガー・谷本真由美(@May_Roma)さんの新著が10位に入りました。
日本が世界一「貧しい」国である件について [Kindle版]
著者:谷本真由美(@May_Roma)
出版:祥伝社
(2013/3/27)
昨日・3月26日の時点ではまだ予約注文状態でしたが、それでも夕方頃には40位台まで上がって来ていました。それだけ指名買いが多いということですね。
一躍話題をさらった『竜のかわいい七つの子』
―― コミックのベストセラー
コミック の ベストセラー
先週の『まんが日本の歴史』シリーズラッシュから、翌日・翌々日は小学館の99円大セール、それも過ぎ去って、上位がすっかり様変わりしています。動きが早いです。
(参考) 【終了】1巻だけ99円×688冊!「マギ」「銀の匙」「絶対可憐チルドレン」など少年サンデーからフラワーコミックスまで。Kindleはじまったな | きんどるどうでしょう
生活(リアル)感のあるファンタジー作品
ここ数日続けて1位の座にあるのは、セール対象の『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』です。
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス(ハルタ)) [Kindle版]
著者:九井 諒子
出版:エンターブレイン
(2013-02-19)
今まであまり知られていなかった漫画家さんですが、
セールで買われる
↓
ランキング上位で目を引く
↓
さらに買われる
というループで、Kindleコミック界隈ではにわかに話題となっています。
(参考) この漫画がすごい(オレ編)「竜のかわいい七つの子」 - CHINGE
Kindle端末をソーシャル連携している方々の評価も総じて高いです。
- 「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス(ハルタ))を読み終えました。」の検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)
私も前作『竜の学校は山の上』(※残念ながらまだKindle化されていません)をたまたま本屋で手に取って以来ファンでして、今作品も紙の本が出てすぐに購入済みです。何といいますか、ファンタジーと現代社会のかみ合いが、絶妙なのです。おすすめです。
Kindleストアに進撃
『進撃の巨人』既刊分がKindle化され、最新の第9巻と第8巻がそれぞれ3位と4位に上がっています。
進撃の巨人(9) [Kindle版]
著者:諫山創
出版:講談社
(2012-12-07)
進撃の巨人(8) [Kindle版]
著者:諫山創
出版:講談社
(2012-08-09)
毎回予想を裏切られる展開に、次巻が待ち遠しいです。
作者の諫山創さんはlivedoor Blogをご利用されています。
- 現在進行中の黒歴史
ブログも勢いがあります。
ビジネス書、技術書、読み物、占いと各種そろい踏み
―― 一般新刊ランキング
いつもの通り、まずは100位までのランキングの中から、ダイレクト出版タイトルと思われるものをリストアップします。
Kindle本 新着ニューリリース
10位: 裏ハローワーク~AV女優、風俗嬢、SM嬢、出張ホスト、官能作家...お仕事ガイド~
11位: 投資大全
14位: 健康になるロジカルクッキング (1コインキンドル文庫)
22位: 入門Chef Solo - Infrastructure as Code
28位:やまもといちろう 野球観戦日記 開幕版
30位: アベノミクスを理解するための日銀入門
42位:そこが知りたい雑談のコツ!~わかる・話せる「つかみ」の15秒法則~
45位: ソクラテスの弁明 (叢書ムーセイオン)
46位: 宮本武蔵
49位:日の丸電子書籍はなぜ敗れたか -21st century eBook Story- (電子書籍の世紀)
55位: 箱入り魔王(仮
57位: Perlについて語ろう
67位:エドガー・ケイシーの占星術論を読み直す
69位: (きのこファンのための)はじめての菌類学 (1)
70位: まちの小さな洋品店が「地道ながら」ネット販売でうまくいった5つの理由 (頭のOSを更新!ソーシャル時代を生き抜く販促テクニック108)
72位:読むだけですぐに身につく!アサーティブ会話術
75位: Guide to ScalaーScalaプログラミング入門
77位:モノづくりの経営環境 (モノづくりIT経営の基礎 第1部)
82位: 人生はジャムセッションだ!
88位:幻魔大戦deep1
90位:電子書籍リーダー女子 人生を楽しくする電子書籍の始め方
コンピュータ技術書が人気を維持
『入門Chef Solo - Infrastructure as Code』、『Perlについて語ろう』、『Guide to ScalaーScalaプログラミング入門』と、3冊のコンピュータ技術書がランキング圏内にとどまっています。人気が続いているようです。
紙の出版物も存在するようなのでダイレクト出版に数えませんでしたが、ほかにも、LPI-Japanの刊行する『Linux標準教科書』『Linuxサーバー構築標準教科書』が、それぞれ58位・59位でランクインしていました。
まだ圏外ですし商業出版ですが、Javaの入門書も出版されたようです。
(参考) 「Kindle初のJava入門書(和書)」の表紙が、想像の斜め上をいってる件 - flairDays - てさぐりの日々
何日頃にランキングに入ってくるでしょうか。
やまもといちろう(元切込隊長)氏の大沼本
著名ブロガー・山本一郎氏のブログに書きつづられた野球観戦記事がKindle本になり、さっそくランキングに入ってきました。
- 【告知】大沼幸二ウォッチ録が電子書籍になりました: やまもといちろうBLOG(ブログ)
やまもといちろう 野球観戦日記 開幕版 [Kindle版]
著者:山本 一郎
出版:プチ・レトル
(2013-03-20)
ベストセラーの53位にも顔を見せています。
山本一郎氏には、現在発売中の『ダイレクト文藝マガジン 010号』にも参加いただいています。
- 【告知】また電子書籍が出たんだが: やまもといちろうBLOG(ブログ)
よろしくお願い申し上げます。
日本の電子書籍市場のこれまでを総覧する一冊
電子書籍関連のプロジェクトに長年関わってこられた著者による回想録です。日本の電子ブック・電子書籍プロジェクトがどのような道筋を辿って現在に至ったかが読める一冊です。
日の丸電子書籍はなぜ敗れたか -21st century eBook Story- (電子書籍の世紀) [Kindle版]
著者:鈴木秀生
出版:hidebook
(2013-03-17)
ブログもやっていらっしゃいます。
- 本とeBookの公園 ― 21st century Book Story ―
本書の題名に冠した「日の丸電子書籍」の意味するところについての補足も読めます。
【日の丸電子書籍】とは、2000年まで存在した電子書籍コンソーシアムが掲げていた理想を意味しています。具体的には、経産省(当事通産省)の100億円規模の予算の下(後にメーカー開発費分の8億円に下方修正)で発足した電子書籍の実証実験団体電子書籍コンソーシアムが掲げていた電子書籍配信ネットワーク構想「ebook-Japan」を指します。
20世紀だった頃のお話です。
幻魔大戦の新作続編が電子書籍オリジナルで登場
88位にふと目を引く「幻魔大戦」の4文字がありました。懐かしい、と思ったら、新刊なんですね。
幻魔大戦deep1 [Kindle版]
著者:平井和正
出版:ルナテック
(2013-03-24)
内容紹介の冒頭にこうあります。
平井和正『幻魔大戦』の新作続編が、電子書籍オリジナル書下ろしで登場!
[全8巻。2005年発表、未書籍化作品]
懐かしいような、新鮮なような、不思議な気分です。
タイトル三遷
弊ブログでもご紹介した勝間和代さんのメルマガ本『健康になるロジカルクッキング』のタイトルが、昨日少し変わりました。
健康になるロジカルクッキング (1コインキンドル文庫) [Kindle版]
著者:勝間和代
出版:勝間和代
(2013-03-02)
「(1コインキンドル文庫)」という文字列が付け足されています。シリーズ名と呼ぶのでしょうか、この部分、実は昨日1日の間に3回も変更されていました。弊ブログの誇る紹介済み書籍追跡レーダーが捕捉しています。
勝間和代のキンドル文庫
↓
コインキンドル文庫
↓
1コインキンドル文庫
シリーズ化の布石かなと思っていたところ、予想した通りに新刊がストアに並びました。
やせる!運動編 (1コインキンドル文庫) [Kindle版]
著者:勝間和代
出版:勝間和代
(2013-03-24)
まだランキングには入っていませんが、前作の時のことを考えれば、すぐでしょう。
こうした機動性のよさも、Kindleの醍醐味ですね。
昭和ヒトケタ時代の発禁処分図書が登場
―― アダルト新刊ランキング
Kindle本 アダルトの新着ニューリリース
先般、アダルト新刊については目立ったものだけ取り上げる形にしていますが、今週もまた興味深い1冊が上がってきました。
エロエロ草紙 [Kindle版]
1930年に発禁処分を受けた本だそうです。昭和5年ですね。大正デモクラシーの残り香が漂う一方で、軍拡競争(そして軍縮条約に対する軍の反発)が進み、翌年には満州事変が勃発する、そんなご時世です。
実はこの『エロエロ草紙』は国立国会図書館デジタル化資料としてオンライン公開されています。
- 国立国会図書館デジタル化資料 - エロエロ草紙
文化庁の実証実験プロジェクトとして、電子書籍データの配信も行われていました。
- 「文化庁eBooksプロジェクト」について
それではこれもまた青空文庫結合本に類するものでしょうか。そうではないようです。内容紹介にこんなことが書かれています。
『エロエロ草紙』をより楽しんで頂くための特別コンテンツを収録しています。
特別コンテンツの内容
・『エロエロ草紙』の時代
・見慣れない漢字のリスト
・用語集
付加価値、ですね。用語集には参考リンクも添えられています。
また、本書の末尾に収録された謝辞には、このような下りがあります。
電子書籍化にあたり旧字などの見慣れぬ文字たちを確認するため、国会図書館に何度何度も足を運びました。古い書籍のためでしょう、「公開されているデジタルデータで確認できませんか?」と何度かいわれたこともありました。
これは愛ですね。
保護期間を満了した著作物を出版するにあたって、どのようにするのがいいか、ヒントを与えてくれているような気がします。
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