こんにちは、『きんどるどうでしょう』のZONです。

今回も「つんどく速報」さんのスペースを頂戴して、Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビュー「KDP最前線」ダイジェストをお送りします。

今回も5名のKindle著者さんに出版のキッカケや作品の特徴をお伺いしましたよ。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか!


第116回:『13匹目のバナナフィッシュ』作:丸木戸サキ


13匹目のバナナフィッシュ13匹目のバナナフィッシュ [Kindle版]
著者:丸木戸サキ
出版:SADOMASOCHISM
(2013-03-29)

ウェブ公開作品に書下ろしを加えた短編小説集。 2010年にマイブックルから書籍出版したものを電子書籍化。
ノンジャンル短編小説から、不思議妖しいなさそうでありそうな小話【奇譚】シリーズ、男女の会話形式でストーリィが進む【彼氏と彼女】シリーズ、二人の女の子が恋を語る【彼女と彼女】シリーズ、二人の少年の微妙な関係を描く【彼氏と彼氏】シリーズを収録。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」そんな決意で10年ほど前から掌編を書き始めました。習作もあれば秀作もできました。もともとそれぞれの掌編はばらばらのものでしたが、読み返してみると、意外に自分の世界観が薄ぼんやり浮かび上がってきたので、改稿したり書き下ろしを加えたりしてまとめてみました。


続きはこちらから:http://kindou.info/13487.html#more-13487


第117回:『時間外診察』作:アリス・リデル


時間外診察時間外診察 [Kindle版]
著者:アリス・リデル
出版:SMノベルズ
(2013-04-26)

これはアダルトカテゴリの書籍です。
この「時間外診察」は、『マニア倶楽部』『秘性』『カルテ通信』などで、女性の視点から描いた濃厚なSM小説を書いている佐伯香也子が、一読して「ぜひ翻訳したい!」と思った作品。全編を貫く知的で上品なトーンは、既存の男性作家の作品には見られないものである。
ストーリーは、若く美しいドラが、彼女の主兼恋人のジョージに診療時間の終った夜の診療所へ連れて行かれるところから始まる。彼女はそこで、すてきな男性ドクターと美しい女性ナースによって、徹底的な性の精密検査をされる。
強制的なストリップ、内診台・カート等への拘束、拘束姿での放置、猿ぐつわ、器具や指をつかった性器&直腸の内部検査、アナル貫通およびプラグによる拡張、剃毛、フェラチオ&飲精などが、次々とドラに強要される。
随所にほどこされた言葉責めや乗馬鞭による厳しいお仕置き、ナースによるドラへのレズビアン的プレイもちりばめられた、愛と被虐感満載のストーリー。 原文付きなので、英語で直に味わいたい人にも、また英語の勉強をしたい人にもおススメである。
SM行為や医療プレイに興味のない方は、どうかお買い求めなきようお願いいたします。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
私が書いたきっかけよりも、翻訳された経緯をお話したいと思います。
たまたま知り合ったSM作家の佐伯香也子さんに英語の原文を送ったところ、是非翻訳したいとのお話があり、平成22年に小さな雑誌へ掲載されることになりました。しかし、その雑誌はあまり売れませんでした。私は既にアメリカ、UKなどのアマゾンで販売し、成功していましたから、日本版のキンドルストアが始まってすぐに、彼女に電子書籍化の話を持っていったのです。


続きはこちらから:http://kindou.info/13530.html#more-13530


第118回:『暇人 不協和な私』作:一ノ瀬こうじ



暇人 不協和な私暇人 不協和な私 [Kindle版]
著者:一ノ瀬こうじ
(2013-02-28)

著者自作の小冊子から始まり、各方面で密かな話題を得た『暇人』がついに待望の電子化。
通勤電車、銀行窓口、行列の出来るラーメン屋、世の中の至る所に生息する時間を持て余した全ての暇人に送る失笑エッセイ集第1弾。自分を偽って生きるつらさを描いた『本当の幸せ』、偉大な人物の親心故に苦しむ『親心のバトン』等、典型的小心者である著者内面の葛藤を、書き下ろし3編を含めた全10編収録。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
KDPで本を出そう!と考えて書いた訳ではなく、色々やっていて気付いたらKDPで本を出していた。そんな感じです。以前から誰に見せる為でもなく、あくまでも自分が面白いと思ったことを書いては自分でクスクス笑い、しばらくしてからまた読み返してはクスクス笑い・・・といったことを続けていました。
まぁ自分ラブってことです。原稿はWordで書いていたので基本横書きだったのですが、何となく縦書きにしたらどうなるんだろう?と考えて試しに印刷してみると「何か本みたいじゃん」と思い、どうせだったら製本してみようと作った小冊子がそもそもの始まりです。

続きはこちらから:http://kindou.info/13353.html#more-13353


第119回:『インドに行くなら草食系な南インドに行こう! 地球の歩き方にあまり載ってない、もう一つのインド』作:矢野文宏


インドに行くなら草食系な南インドに行こう! 地球の歩き方にあまり載ってない、もう一つのインドインドに行くなら草食系な南インドに行こう! 地球の歩き方にあまり載ってない、もう一つのインド [Kindle版]
著者:矢野文宏
出版:やのなのね出版
(2013-04-04)

1.インド旅行を考えている人
2.インド駐在や現地採用が決まった人
3.インドで起業を考えている人
4.インドに関してカレーとヨガファイヤー位しか知らないから、もう少し知りたい人
にオススメな本です。
北インドのゴールデンルート カルカッタ→バラナシ→アグラ→デリー
だけではインドは見えてこない。むしろ、南インドを体験するべきだ!! という思いから、撮り溜めた約300枚の写真に解説や文章を交え、現在の南インドを切り取ってみました。ページをめくるのが楽しい、インドってこんな感じなのか! というワクワクを是非味わっていただきたいと思います。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
南インドのケララ州にあるIT企業で2年ほど社内通翻訳をしました。会社全体で4000人以上雇用している中で日本人は最初私1人でした。現地の人と文字通り同じ釜のメシを食い(南インドは米食文化です)、机を並べて仕事をしてきました。その際に感じたことをより多くの人に知って欲しいと思ったのがきっかけです。
日本人の一般的なインドのイメージは、「カレー・ヨガファイヤー・悪徳インド人」で、インド=怖い、という感じだと思います。何か悪そうなインド人が「はろー、まいふれんど!」と言って怪しい笑顔で寄ってきて、気がつくとお金むしり取られてる、みたいな。でも、そういうのは特に北の観光地の話で、南インドはそういう人があまりいない。むしろ素朴ないい人がとても多い、という事をこっちにきて知りました。日本人共通のインドへのネガティブな認識を変えたいと思い、この本を書きました。


続きはこちらから:http://kindou.info/13688.html#more-13688


第120回:『暴女桜子さんはラノベの読みすぎです』作:じんたね



暴女桜子さんはラノベの読みすぎです (佐々木家は順調に病み続けます)暴女桜子さんはラノベの読みすぎです (佐々木家は順調に病み続けます) [Kindle版]
著者:じんたね
出版:株式会社ディスカス
(2013-05-14)

冴えない平穏な人生を過ごす高校生の佐々木司。担任の呼び出しから、とある女子の自宅に訪問するが、そこで遭遇したのは――木刀片手にタオル1枚を腰に巻いた上半身裸の、佐々木桜子だった。
「1万6千円あたりが、妥協点だと考えているのだけど、どうかしら?」
「それは一体何の値段ですかっ!?」
「あら、裸の見学料なら大歓迎よ?」
「あれ、残念な胸が大歓迎ですか?」
そんな彼女との出会いがきっかけで、クールな学級委員長にえっちぃクラスメイトも巻き込んでの平穏な日々に異変が!? 『佐々木家は順調に病み続けます』シリーズとしてご愛顧いただいたシリアスハーレムラブコメが、装いも新たに全面改訂版として登場!


――この作品を書いたキッカケを教えてください
これまで読んできたライトノベルに対して、自分だったらこう書くのに、と感じ始めたからです。具体的にはラブコメ作品のサブヒロインの処遇に対する不満です。彼女たちの内面描写が時として不十分であったり、あるいはメインヒロインの当て馬になっているように感じたため、サブヒロインもメインヒロインも割りを食わないハーレムラブコメを自分で書きたくなりました。誰も彼女たちを救わないのであれば、私がやろうと。

続きはこちらから:http://kindou.info/13732.html


次回予告


次回はいま世界で一番カッコイイ珈琲カルチャーを紹介したものや第二次大戦中をテーマにした官能小説、恋愛に踏み出せない男子を発破してくれる小説、魔王と勇者のガチバトルまで気になるKDP本が満載だっ!これからもKDP最前線をよろしくぅっ!

きんどるどうでしょう http://kindou.info/
このサイトはAmazonKindleってどうなんだろう?という疑問からスタートし、著者の声や新刊、値引き本などKindleのあらゆる情報をお届けしています。

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