こんにちは、『きんどるどうでしょう』のZONです。

今回も「つんどく速報」さんのスペースを頂戴して、Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビュー「KDP最前線」ダイジェストをお送りします。

今回も5名のKindle著者さんに出版のキッカケや作品の特徴をお伺いしましたよ。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか!


第126回:『ESCOAD』作:奏ちよこ


ESCOAD諜査No.NY001 Vol.1 予測、不可能ESCOAD諜査No.NY001 Vol.1 予測、不可能 [Kindle版]
奏ちよこ
出版者: こまどりや書籍部 (2013/5/19)

結城奈津子は求職中のアラサー独女。
キャリアも貯金も、冷蔵庫の中身すら寂しい。身に付けるのは不必要に不正を発見する能力、頑固な性格、転職23回という有り難くない数字、それとテレオペ時代に習得した詐欺紛いの話術だ。
切羽詰まる中、何とか情報処理会社に転職するが、ところがそれは……とんでもない場所だった。
「いいから、早く着替えなさいよ!」
顔は良いのに無愛想な男、チャラけてるようにも見えるオシャレ男子、美人の栗色ロングヘアの同僚に、ふざけてるとしか思えないバーコード。
奇妙な仲間と、職場に囲まれた奈津子は、いつしか――――。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
物語の主人公達と一緒にドキドキして、泣いて、怒って、笑う。それはストレス解消にバッチリ。快眠間違いなし。でも毎日を忙しく生きてると、連続ドラマも映画も中々時間が許さない。ラノベはついて行けないし、かといって疲れてる時に分厚い本は……そんな大人に向けて、書きました。
私自身に心と体が疲労しきっていた時期があったのが一番のキッカケです。愛想笑いと残業に疲れて、やっと一日が終わる。帰りの電車で眠るくらい、キツイ日々。そんな毎日の中で「面白い事」に餓えていた。だけど、テレビのバラエティから聞こえる笑い声も、耳を素通りする。メールを返すのも面倒。本屋に行っても十代の子達が中心に読むような小説はいっぱいあるのに、疲れた大人が気軽に楽しめる物が見当たらない。
文学少女じゃなかったから、本を知らない。だから何を読んで良いかもわからない。ドラマを録画しても、見れずにディスクスペースが埋まるだけ。
だったら、大人の為にお手軽小説があってもいいじゃないか。空き時間にいつでも開いて、読める物語があってもいいんじゃないか。魔術や呪文はない。ショッキングな死体も出てこないけれど、大人がワクワクできる物語が。がんばる人ほど、笑うべきだもの。それが、キッカケです。



続きはこちらから:http://kindou.info/14437.html#more-14437


第127回:『ヤマノテロマンチカ ~東京駅編~』作:山口夢



ヤマノテロマンチカ ~東京駅編~ヤマノテロマンチカ ~東京駅編~ [Kindle版]
山口夢
出版者: 電書館; 初版 (2013/4/25)

恋に生き、恋に泣け——。山野千佳は、半年間付き合ったカレシにフラれたばかり。25歳という年齢に焦りを感じつつ、運命の人との結婚を夢見て、「恋愛バカ」が突っ走る!今回の舞台は東京駅八重洲口。千佳が探しあてた、ステキな王子様は、どこの誰…?
恋をしている人も、そうでない人も。すべての人へ贈る、毒舌悪態ラブストーリー。日本語縦書き。シロジ書き下ろしのカラー挿絵3枚入りです。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
「小説を連載をしてみませんか?」
という、お話をいただいたのがキッカケです。
「できれば、若者向けの作品でお願いします」
こうして、すべては始まりました。あとは、私の頭のなかで、あれよあれよという間に、アイデアがひとまとまりになって、
「連載なら、ひと続きになっている場所を舞台にしたらどうだろう?」「じゃあ、山手線の各駅を舞台にしよう!」
「若者向けといえば?」「恋愛小説だろう!」
「ストーリーは?」「山手線の各駅で恋をして、デートする話がいい!」
「それだけ?」「主人公に毒を吐かせよう! 女性なら誰しも胸に抱いてそうな、身勝手でプライドの高い毒を吐かせるのだ!」
……そして、出来上がったのが、「山手線各駅を舞台にした、毒舌暴走ラブストーリー」である、『ヤマノテロマンチカ』です。お話をいただいてから、構想ができあがるまで、さほど時間はかかりませんでした。なんだか、とっても、ワクワクしていたので。


続きはこちらから:http://kindou.info/14819.html#more-14819


第128回:『流しのミニヨン・レーサー北川』作:野間恒毅


流しのミニヨン・レーサー北川【第一部】流しのミニヨン・レーサー北川【第一部】 [Kindle版]
野間恒毅
出版者: ワンダードライビング・ブックス; 初版 (2013/5/29)

時は近未来…株式会社タミヤが40年前に発売し、長い人気を得ている電動工作自動車「ミニ四駆」。かつて子供が遊ぶものとされた「ミニ四駆」は大人の嗜む趣味となり、「賭けミニ四駆レース」がアングラで流行していた。
主人公・北川は都内のIT企業に勤める32歳のサラリーマン。しかし裏の顔があり「ミニ四駆」を製作するメカニックであり、レースをするレーサーである。ホームコースをもたず、夜な夜な街のミニ四駆サーキットに繰り出し、コースレコードを塗り替えるのを嗜みとしている。並みいる常連のタイムをたった1日で記録更新して去っていくため、人呼んで「流しのミニヨン・レーサー」。
ひょんなことから望まぬ戦いに巻き込まれ、北川の運命は大きく狂う。渦巻く陰謀、巨大な闇組織の野望。警察組織、国家を相手に孤軍奮闘する北川とその仲間たち。流れる血と命。新橋、新宿、横浜、川崎と場面は移り変わり、北川が最後にみたものとは…


――この作品を書いたキッカケを教えてください
「ミニ四駆」といえば漫画やアニメといった子供向け作品がこれまで主流でした。確かに当時ミニ四駆のメインユーザーは子供が中心で、物語も子供向けで良かったのですが最近のミニ四駆ユーザーは大人が中心。そうであれば大人向けのミニ四駆作品があってもいいのではないだろうか、というのが発想の原点です。
大人向けとなると活字中心の小説もありうる、そうであれば書くハードルは低いので試しに自分でやってみょうと軽い気持ちで書き始めました。ところが実際に書き始めてみると意外な反響を呼び、物語も大きくなって今回第一部として一旦完結した次第です。


続きはこちらから:http://kindou.info/14918.html#more-14918



第129回:『イニシエーション (ボンファイア・クロニクルズ)』作:イモジェン・ローズ



イニシエーション (ボンファイア・クロニクルズ)イニシエーション (ボンファイア・クロニクルズ) [Kindle版]
イモジェン・ローズ (著), 谷川智美 (翻訳)
出版者: ワイルドソーン出版 (2013/5/23)

ボンファイア学園へようこそ!
ここは特別な生徒のみを対象とした、アルプスの麓サンモリッツにある私立の学園。超自然界からの生徒を対象としたこの教育施設には、上流階級の子供達が国境を越えて集まる。世界中の最高権力者の一族の血を受継いだ彼らは、祝福された存在であり……呪われた存在でもある。生徒達に与えられた規則は……何者も信用しないこと。
注意:このヤングアダルト小説は、普通の人間の生徒達とは全く異なる超人の生徒達が通う学園を舞台としています。そのため年少の読者には不適切となる表現やシーンが含まれていることがあります。推奨年齢:16歳以上。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
この作品には、私の著書『フォスティーン』の話に至る以前の物語が書かれています。ある日の夜、下の娘が宿題をする姿を見ていた時のことですが、娘は私の帽子を被ったままであるのをすっかり忘れて、宿題に没頭していました。たまたまカメラが手元にあったので、娘の写真を撮り始めました。
本人は宿題に気を取られていて、私が写真を撮っていることに気付いていませんでした。この時の写真の一枚がすっかり気に入ってしまい、本の表紙に使いたいと思ったのです。
丁度その時は『ポータル・クロニクルス』(日本語版も出版予定)を執筆中で、表紙のデザインはすでに確定していました。そこで、この写真を表紙のデザイナーに送って、表紙を作ってもらった時点で『フォスティーン』の執筆にとりかかりました。どのような物語になるかも分からないまま、とにかく書き始めました。
『フォスティーン』が出版されると、読者から(担当者からも)、学園でフォスティーンに何があったのか知りたいという希望が寄せられたので、過去にさかのぼってボンファイア学園時代の物語を書くことにしました。この作品を書くキッカケとなったのは、娘が宿題をする姿を納めた一枚の写真なのです。



続きはこちらから:http://kindou.info/15989.html#more-15989



第130回:『GTTF』作:天津向



GTTFGTTF [Kindle版]
天津向 (著), 桜 稲垣早希 (著)
出版者: 音垣出版; 1版 (2013/6/9)

どうも、天津向です。芸人をやらせてもらってます。私は個人的な趣味として、原作で同人誌を作ったりしてるのですが、
この「GTTF」という同人誌は私の初同人誌になります。全部で4作品が収録されてまして、全て4コマ漫画です。
正直この「GTTF」に収録されてる作品は、全部面白いと自負しております。面白くなかったら全てお代は返します…! なんて事は言えないのですが、それくらいの覚悟を持ってやらせてもらってます。是非一読をよろしくお願いします!


――この作品を書いたキッカケを教えてください
元々同人活動ずっとやりたいなというのがありまして、2年前くらいかな。コミケに受かったので、自分が好きな4コマで本を出しました。芸人で、同人やってる人間も数少なかったのであれこれ暗中模索でやって早2年。そして今回Kindleで過去作った同人誌をこれは! と思い出版に至りました。
もうすでに紙の在庫もなくなっているので、この本が読めるのはKindleだけとなります。

続きはこちらから:http://kindou.info/16857.html#more-16857



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