こんにちは。つんどく速報☆イマガワです。

さて、つんどく速報では、読者からの自薦・他薦を受け付けているのですが、毎日たくさんの情報を寄せていただいており、読むのが追いつきません! ありがとうございます!

そこで、いただいた推薦本のなかから、熱いコメントが寄せられた本を厳選してご紹介いたします。

本来であれば、編集部が読んでからレビューするのが「つんどく速報」のスタイルなのですが、おもしろそうな本の紹介を長い間ため込んでしまうのも申し訳ありませんので、推薦文を添えてここに掲載いたします。

それではどうぞ!



もしも黒田官兵衛があなたの軍師だったら: 駄目駄目社員の痛快成功ストーリーもしも黒田官兵衛があなたの軍師だったら: 駄目駄目社員の痛快成功ストーリー [Kindle版]
一木 秀樹 (著)
出版: ワンツリー出版; 1版 (2014/5/13)

内容紹介
主人公黒田元気は、不動産業界に努める駄目駄目社員。そんな駄目駄目社員が黒田官兵衛が軍師になったことにより、 劣勢を挽回し、一気に上昇機運にのっかかっていく。

状況分析から戦略立案……ち密な戦略に基づく展開……半沢直樹ばりの結末……

大河ドラマから火がついた黒田官兵衛ブーム。
黒田官兵衛を主人公とした歴史書、歴史小説も沢山発行されています。 ビジネスの世界でも軍師としての戦略を見習っていろんなセミナー・講演がなされています。

そんな状況の中で今回、実際に黒田官兵衛が現代に登場したらどんな活躍をするのか?
もし、あなたの軍師となったら、どんな戦略を施してくれるのか?

そんな可能性と期待感をモチーフに、現代版小説として書きあげました。

【目次】
●第一章 運命の出会い
・埋没した生活
・自信喪失         
・出会いは突然       
・あなたは何者?      
・黒田官兵衛とは?     
・戦国武将に今何ができるのか
・お手並み拝見

●第二章 半沢直樹を期待する
・会社に見参        
・情勢分析         
・戦略立案         
・和平交渉         
・噂・口コミ戦術
・10倍返しだ!

●第三章 リベンジ宅建
●第四章 リベンジ宅建
●第五章 幸せな結末?

自薦コメント
若い世代に元気を届けたい、勇気を与えたい、希望を与えたい。そんな思いで執筆しました。

駄目駄目な社員でも成功できる可能性がある。やればできる。特に今の生活を不安に感じている方がこの本を読んで、頑張ろうという気になってもらえれば幸いです。

一木 秀樹 (著) Amazonの著者セントラル情報によれば『宅建試験は3ヶ月学習で一発合格、管理業務主任者は1ヶ月学習で一発で合格』したといいます。つまり━━本書に登場する冴えない主人公とは真逆の人間ですね。

著者本人がとても要領の良い人物であるという事実は、突飛とも思えるサクセスストーリーにある程度の説得力を与えます。

ちなみに、著者の一木秀樹さんは福岡県生まれです。宅建保持者であることも踏まえれば、単なる付け焼き刃で著した作品ではないことがうかがえます。



街の裏側街の裏側 [Kindle版]
日々野響 (著)

内容紹介
日常の延長にある不思議な世界。必ず記憶に残る1編に出会える短編集。

〇 独身時代に住んでいたアパートの空き部屋で、仮住まいをしながらひたすら仏像を彫る男を描く……『みなれた部屋』。

〇 夜の公園で、偶然見つけたある場所に迷い込んだことから始まる……『あの場所』

〇 路地裏から人の暮らしを垣間みるうちに、街の本当の姿が静かに浮かび上がる……『街の裏側』

自薦コメント
気軽に読める短編集です。 ぜひ読んでいただきたいです。

日々野響 (著) サンプル版では『みなれた部屋』の冒頭部分を読むことができました。

繰り返される悪夢から醒めたあとも、まるで明晰夢のような不確かな日々をすごしている男。その意識の流れを、朴訥としていながらも流暢な文体によって綴っています。

2014年5月21日現在、Amazonカスタマーのレビューにおいては散々な言われようですが……。ストーリーはともかく、文体の妙を楽しむべき作品集のように思いました。



マリファナ合衆国: アメリカの合法化政策を通して学ぶ、大麻との上手なつきあいかたマリファナ合衆国: アメリカの合法化政策を通して学ぶ、大麻との上手なつきあいかた [Kindle版]
ラブ・S・ダブ (著)
出版: エンセオーグ・プレス (2014/4/2)

内容紹介
2012年にはコロラド州とワシントン州がマリファナを解禁し、マリファナは店頭で安全に購入できる「商品」となりました。合法化の賛成者が過半数を超えた今、アメリカではマリファナをめぐる世論が大きく変わろうとしています。

マリファナ(大麻、カンナビス)を使用した経験のあるアメリカ人は1億人以上。カリフォルニア州だけでも年間10億本のマリファナたばこが消費されています。

『マリファナ合衆国』では、コロラド州に暮らし、長年の大麻愛好家でもある著者が解禁後の世界を現地からレポートし、ドットコムバブルに次ぐ巨大産業といわれているエキサイティングでリスキーな大麻業界の最新事情を紹介します。

さらにマスコミ報道からは見えてこない新しい大麻政策の背景を掘り下げて解説。緻密なリサーチにより「麻薬との戦争」の背後に隠された人種差別問題を明るみにし、アメリカにおけるマリファナとは一体何であるのかを探ります。

大麻は危険だと思っている人にとっても、大麻の知識は必要不可欠です。好む、好まざるに関係なく、大麻が身近にある時代を生きていくためのヒントがわかります。

【著者について】
ラブ・S・ダブ(Love S. Dove)は東京都生まれの日本人。コロラド州デンバー在住。
高校卒業後、定職につかずアジアや南米を長期旅行。30歳でニューヨーク州立大学に入学。精神に作用する植物や薬物に関心を持ち、2008年からブログ『エンセオーグ』をはじめる。雑誌『スペクテイター』に寄稿。

自薦コメント
大麻と政治の関係を探るとアメリカの現実がみえてきます。 推定読書所要時間は1時間30分です。

ラブ・S・ダブ (著) 本書は『政治学や人文科学の見地に立ったルポタージュ』の体裁です。

【参考リンク】
一体なぜ…?世界中で大麻(マリファナ)解禁の動き - NAVER まとめ
Amazon.co.jp: マリファナ: 本



トルコ・ジョーク集トルコ・ジョーク集 [Kindle版]
小倉英仁 (著)
出版: 小倉 英仁; 1版 (2014/1/28)

内容紹介
トルコで広く話されている、テメルのジョークを日本で初めて翻訳した本。

テメルと呼ばれる主人公と家族、その友人たちが繰り広げるジョークの世界をトルコの文化を感じ、微笑みながら読み進められる一冊。
短編のジョークが400本以上収録されている。

自薦コメント
自薦のトルコジョーク集です。 トルコで定番であるテメルを主人公としたジョークの翻訳本。自筆のイラストも。

小倉英仁 (著) トルコ北東部に暮らす少数民族のラズ人。お喋りが大好きで、チャイを飲みながらワイワイとお喋りする。
そんな中、人から人へジョークが伝わり、その語り口を練習して皆の前で披露し、子供から大人まで、ワハハと仲良く笑いあう。それが━━トルコジョーク。

トルコジョーク:『白紙のノート』

 子供のテメルがいつも学校で使っているノートは一行たりとも何も書かれていない白紙だった。それを見た父親がテメルへ聞いた。

「なぜお前のノートは全て空白なのだ?」

 子供のテメルは驚きの答えをした。

「先生が黒板に書いた事を同じようにノートに書いているよ。でも先生が黒板を消したら僕も先生と同じように消しているのだもの

トルコ・ジョーク集』から引用

著者の経歴がユニークなので、ご紹介します。

大阪芸術大学卒業。在学中、一年間休学し世界へ放浪の旅にでる。
トルコ料理に興味を持ち、卒業後、3年間トルコに移住し料理を学ぶ。ついでにトルコ語も学ぶ。趣味で少しづつジョーク本を翻訳し、完成させる。


筋金入りのトルコジョーク好きなんですね。



永遠なる命へ: 人間は永遠の命を得ることができるのか永遠なる命へ: 人間は永遠の命を得ることができるのか [Kindle版]
高田修三 (著)
出版: 高田 修三 (2014/5/15)

内容紹介
人間は永遠の命を得ることができるのだろうか?様々な人々が得ようともがく。 果たしてこの物語の結末は……?!

【目次】
第一章  始まり
第二章  ゆく河の流れは絶えずして
第三章  入院
第四章  無神論
第五章  科学技術に対する問い
第六章  大統領生命倫理諮問委員会
第七章  自我
第八章  母との電話
第九章  子孫
第十章  ジュリア・サンドバーグと田中純也
第十一章 帰宅
第十二章 永遠なる命へ
エピローグ

自薦コメント
SF小説です 人間は永遠の命を得ることができるのか?それに挑戦したときどうなるのかという物語です。
少し難しいかもしれないですが、将来実際に起こりそうな未来を描いていると思います。

高田修三 (著) 大学生である田中純也は、日本の国家的事業である『不老不死プロジェクト』の被験者に選ばれる。研究所の所長いわく、少なくとも1年以上の取り組みが必要だという。

本編において、古事記や日本書紀を引用しています。ほかにも、不老不死を実現するために生物学の拡大解釈してみせたり、ナノマシンなどのSFガジェット等が登場しています。

著者は、はてなダイアリー『幻想博物館』においても創作物を発表しているようです。

ちなみに……。Kindle本のサンプル版に目を通したのですが、できることなら段落ごとに行頭字下げをおこなったほうがリーダビリティは向上します。
ウェブ検索をしたところ━━文筆家を補助するための『高機能小説執筆Ver2.0』というツールが利用できるようです。






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