木枯らしが吹き、街路樹の落葉が進む霜月。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
キンドる速報レビュー担当の、愛羅武IKEA☆カンザキです。
レビュー第2回目でご紹介する電子書籍はこちら、
職場と家の往復、独り暮らし、恋人無し、人生に迷いはじめるアラサー世代。
そんな哀愁漂う企業戦士たちに読んでいただきたい、究極のブラック会社につとめる男の話です。
物語は夏のある日、依頼された暗殺を行うところから始まります。
あらかじめ申し上げておきますが、殺人は『犯罪』です。のっぴきならない事情があっても、「ダメ、ぜったい☆」です。
しかし、主人公は、暗殺専門企業のサラリーマンで…どうやらこの世界は、『暗殺』というお仕事がまかり通っている模様。
同僚と協力しながら淡々と任務をこなしつつ、ふと感じる人肌恋しさ。
たくさんの人間と交流し命を奪い、いつか自分の行く末を考えはじめます。
物語全体で、結構な人数が虫ケラのように亡くなりますが、殺伐としたシーン以外に主人公のプライベートな描写もかいま見ることができます。
特に心に刺さったのは、同棲中の恋人が何も言わず出て行ってしまう場面。
過酷な労働はいつか、孤独な心を疲弊させます。
エンディングで主人公が下す決断とは?
タイトルに関係なくオールシーズン読めますし、裏社会モノがお好きな方、失恋ものが気になる方も、お楽しみいただけるかと思います。暗殺なのでサスペンス小説かと思いきや、ヒューマンドラマ要素大きめです。
ぜひ一度、お手にとってご覧ください。
キンドる速報レビュー担当の、愛羅武IKEA☆カンザキです。
レビュー第2回目でご紹介する電子書籍はこちら、
夏は暗殺の季節
著者:小関悠
(2012-10-24)
販売元:Amazon.co.jp
就職難でサラリーマン暗殺者となった主人公は、敏腕の先輩とともに、金沢へ暗殺出張に行くが、東京に戻ると同僚が出社拒否をはじめだす。突然の深夜勤務、暗殺者同士の派閥争い、外資系の暗殺企業からの引き抜き、満員電車での通勤、暗殺遺族会の抗議活動、営業の無茶な注文、同僚の死、フリーランス暗殺者の台頭など、次々と発生するトラブルを相手にしながら、主人公は依頼どおりに暗殺をこなせるか。
職場と家の往復、独り暮らし、恋人無し、人生に迷いはじめるアラサー世代。
そんな哀愁漂う企業戦士たちに読んでいただきたい、究極のブラック会社につとめる男の話です。
まるで虫ケラのように…
物語は夏のある日、依頼された暗殺を行うところから始まります。
あらかじめ申し上げておきますが、殺人は『犯罪』です。のっぴきならない事情があっても、「ダメ、ぜったい☆」です。
しかし、主人公は、暗殺専門企業のサラリーマンで…どうやらこの世界は、『暗殺』というお仕事がまかり通っている模様。
同僚と協力しながら淡々と任務をこなしつつ、ふと感じる人肌恋しさ。
たくさんの人間と交流し命を奪い、いつか自分の行く末を考えはじめます。
物語全体で、結構な人数が虫ケラのように亡くなりますが、殺伐としたシーン以外に主人公のプライベートな描写もかいま見ることができます。
特に心に刺さったのは、同棲中の恋人が何も言わず出て行ってしまう場面。
過酷な労働はいつか、孤独な心を疲弊させます。
エンディングで主人公が下す決断とは?
タイトルに関係なくオールシーズン読めますし、裏社会モノがお好きな方、失恋ものが気になる方も、お楽しみいただけるかと思います。暗殺なのでサスペンス小説かと思いきや、ヒューマンドラマ要素大きめです。
ぜひ一度、お手にとってご覧ください。
- 夏は暗殺の季節
- 著者:小関悠
- 価格:200円
- 読了にかかる時間:約1.5時間(個人差があります)
- 殺人度
- ★★★★☆(4)
- キャラ立ち度
- ★★★★☆(4)
- ブラック企業度
- ★★★☆☆(3)
- 総合
- ★★★★☆(4)
コメント
コメント一覧 (3)
ステマか宣伝か知らないけど中二っぽい