日本語に対応した「EPUB3」の発表、「Kobo Writing Life」の日本語対応、そして「Kindle ダイレクト・パブリッシング」がついに日本でもオープン。2012年は、電子書籍による個人出版の環境が大きく前進した年でした。
では、本格的なダイレクト出版(セルフパブリッシング・自己出版・個人出版)時代の到来を前に、考えるべきことはなんでしょうか? いますぐやるべきことはなんでしょうか? そして実際に、どうやって売っていったらいいんでしょうか?
というわけで、ダイレクト出版に興味のある人が集まる、今年最初で最後のオフ会を開催したいと思います。参加者全員で、有意義な情報交換をしましょう!
開催概要、および参加受付は以下の内容をご覧ください。
ダイレクト出版オフ(2012冬) 開催概要
呼びかけ人・いしたにまさき氏からのコメント
KDPについて調べたり、その成り立ちを考えたり、日本で動き出してからの展開を考えると、実にKDPがいろいろなものの中間に位置しており、そのため、いろんな思惑を生んでいるように思われます。ただ、KDPがWebの延長線にあることは、なぜか余り語られません。このイベントは、その話をする場にしたいと思います。
・呼びかけ人 いしたにまさき(みたいもん!)
・協力 NHN Japan
・日時 12月17日(月) 19時受け付け開始 19時半スタート 21時終了
・場所 NHN Japan ヒカリエ 27階 セミナールーム1(地図)
・募集人数 最大48名まで(
・参加費 1,000円
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プログラム詳細
1. プレゼンテーション1 (いしたにまさき氏) 20分
テーマ「ブログからKDPで出版するルートが見えたからこそ、もう一度ウェブログというブログの語源を考えてみるべきである(参照)。あるいは、電子書籍はいかにしてプロモーションすべきか?」(予定)
2. プレゼンテーション2 (NHN Japan 斉藤智典) 20分
テーマ「KDPの個人出版の"いま"を実データから検証。Kindleランキングの推移データ、表紙の違いによるCTR、ブロガー向けアンケートの集計から」(予定)
3. パネルディスカッション (いしたにまさき × NHN Japan 佐々木大輔 × スペシャルゲスト?) 60分
個人出版にまつわるお題をプロジェクターに写しながらディスカッション。
参加者から事前に回収した質問やお題のほか、当日その場での質疑応答も行います。
・Kindleで本を出してみて実際にどう?
・どうやってプロモーションしたらいい?
・実際どれだけ売れるの?
・デジタルボーンのベストセラーは日本でも生まれる?
おまけ. 懇親会(希望者のみ)
会場を移動し、21時から希望者のみで懇親会を開催。
参加費は別途3,000円を頂戴します。
開催場所は、参加者に個別にご連絡いたします。
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登壇者プロフィール
いしたにまさき
Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。著書『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』。共著に『ツイッター 140文字が世界を変える』(マイコミ新書)『クチコミの技術』(日経BP社)など多数。
佐々木大輔
2002年からブログを利用しはじめ、2003年にココログの立ち上げに参加。2005年には株式会社ライブドア(現在はNHN Japanに経営統合)に入社しlivedoor Blogを担当。10年に渡って日本のブログシーンに関わり、現在は事業責任者として執行役員に就任。Kindelでは『セルフパブリッシング狂時代 - 紙の代替ではなくウェブの延長としての電子書籍』を出版。
斉藤智典
1989年から2000年頃までソフトバンク『Oh! PC』ほかPC雑誌のライターとして、自分の原稿が本になる体験と共に日を送る。インターネットディレクトリや検索エンジンの会社を経て、2008年ネイバージャパン株式会社(現在はNHN Japanに経営統合)に入社し検索品質企画を担当。2012年夏からブログチームでカテゴリ企画やランキング観測記事担当を務める。
さいごに
追加の情報等がありましたら、この記事に追記してお知らせしてまいります。
みなさまのご参加、お待ちしております!
締めきりました
当選者のみなさまにはメールで詳細をご案内しております。
メールのご確認をお願い致します。
関連リンク
・Kindle歴1ヶ月の私が「これだけは入れとけ」って電子書籍を教えるよ(10冊)
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