今年一年おつかれさまでした! 今日で仕事納めなんて人も多いのでは? キンドる速報ライター☆イマガワです。
ライブドアブログで「縦書き」の電子書籍が作れるようになりましたね。
小説、エッセイ、詩(ポエム)、短歌、川柳、チラ裏なんでもOK。WindowsとかMacとか、そんなの関係ねぇ! 文章が書けて、パソコンが使えれば、誰にでも作れるみたいです。
というわけで、ライブドアブログで縦書きの電子書籍を作ってみることにしました。
年末年始の休暇中に個人出版にチャレンジしたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ライブドアブログの「月315円の有料プラン」に加入することで、EPUBファイル出力機能が使えます。
「なんだ無料じゃないのか」と思うかもしれません。
平均最低賃金は1時間あたり700円。有料プランの315円は、27分間の労働に相当します。
無料で作る方法もありますが、それらを27分以内に調べて、ダウンロードしてきて、さらに使いこなすことは難しいです。
ライブドアブログの有料プランは30日間使えます。毎月かならず契約する義務はありません。そして、解約したからといってブログや記事が消えるわけではありません。気軽に利用できます。

たとえば、こういう感じで作れる。

とくに絵文字を使うことで、表現の幅が、かなり広がります。「ある種のジャンル」の小説の書き手は、たいへん重宝するのではないでしょうか(さすがにGIFアニメは動きません。普通の画像になります)。
ネット上の無料ツールでは手間のかかることが、ライブドアブログではカンタンにできます。特に画像の挿入とハイパーリンク挿入、そして絵文字が使えるのが大きなポイントです。
・とにかく早く作りたい。早くAmazonで自分の本を売りたい
・パソコンが得意じゃない
・YahooやGoogleで調べるのが面倒くさい
自分の文章をEPUBファイルに変換して、それをAmazonで売ることの喜び・楽しさを知ることをオススメします。ライブドアブログで慣れたあとに、もっと完璧なものを作ることを考えたほうが良いでしょう。
ライブドアブログでは、以下のようにEPUB変換されます。
・「記事のタイトル」→ 目次タイトル(例:第1章)
・「記事の本文」→ その目次の本文(例:第1章の本文)
・「カテゴリ」→ 変換するときに必要。わかりやすく書籍タイトルにする
「ブログ設定」→「投稿の初期設定」を表示する。
この位置か、
この位置にあるアイコンをクリックすれば、設定画面にいけます。
「投稿設定」をクリック。
「投稿フォームの形式」→「HTMLエディタ」にする。
「投稿状態の初期設定」→「下書き」にする。間違えて公開してしまわないための保険。
「HTMLエディタ」は、シンプルモードとHTMLモードを切り替えて使えるため、この設定がオススメ。
これ以降の解説は、すべて「シンプルモード」(入力画面がホワイト)を使うことが前提です。
シンプルモードは、本文入力部分がホワイト(白色)に見える。
HTMLモードはクリーム色(うすい黄色)。見分けて入力すること。
電子書籍1タイトルにつき1カテゴリを作っておく。500個までカテゴリを作れるので、安心して1作品につき1カテゴリを作りましょう。
記事作成画面の右のほうに「カテゴリ1」というのがあるのでクリック。
作りたい書籍のタイトルを入力する。カテゴリ表示範囲に限りがあるので、略称にしましょう。たとえば「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」なら「俺妹」にする。「僕は友達が少ない」なら「はがない」にする。わかりやすくなりますよ。
それから「作成する」をクリックして決定。
はじめに、電子書籍にしたい作品の目次をリスト化しておくこと。紙のメモ帳に書いても、テキストデータでもいいです。
2012年12月24日現在、本文の入力には注意が必要。
1行目から始めずに、先頭行は改行して空白にする。そして2行目から1字下げして入力する。
こうしないと、縦書きEPUBに出力したときに表示がおかしくなります。(投稿フォームの形式を「シンプルディタ」にしている場合は、先頭を空白行にする必要はありません。ただし、その場合には編集作業はHTMLコードベースになり、初心者には難しくなります)
まず、目次の並びを確かめる。
「いちばん下の記事」が、目次の先頭になります。そのつもりで確認しましょう。
工夫することで可能になります。投稿時間を調整することによって記事の順番を変えることができます。
第5章 20xx-xx-19 14:00:00
第2章 20xx-xx-19 13:00:00
第3章 20xx-xx-19 12:00:00
第4章 20xx-xx-19 11:00:00
第1章 20xx-xx-19 10:00:00
こうなっていたら、
第4章の投稿時刻を 13:00:00 にして、第2章の投稿時刻を 11:00:00 に設定しましょう。
第5章 20xx-xx-19 14:00:00
第4章 20xx-xx-19 13:00:00
第3章 20xx-xx-19 12:00:00
第2章 20xx-xx-19 11:00:00
第1章 20xx-xx-19 10:00:00
上記のとおりやれば、思いどおりに記事を並べ替えることができます。
現在、ライブドアブログのカテゴリ設定において、マウスの「ドラッグ&ドロップ」によって簡単に並び替えができる機能がありますので、いつかEPUB出力用にも対応してくれるでしょう。

ブログ設定をクリック。
「バックアップ(エクスポート)」をクリック。設定画面のいちばん下にある。
「EPUB書き出し(電子書籍)」をクリック
タイトル、著者名を入力する。カテゴリを選ぶ。
「下書き」で作成した場合はこうする。
「縦書き」を選ぶ。
本文中に挿絵イラストがあるなら「画像を掲載する」にチェック。
「参照」ボタンをクリックして、パソコン内にある表紙画像データを指定する。
「EPUBを書き出す」ボタンをクリック。
こういう画面になる。
しばし待つ。1分間くらいは待ってから「こちらのリンクをクリック」をクリックする。(実際は、30秒もすればダウンロードできるようになります。あわてず待ちましょう)
「EPUBをダウンロード」ボタンを押して、パソコンに保存する。
現在AmazonのKindleストアで販売中の、代々木犬助「1999年のローファイモンスター [短編小説]」は、ライブドアブログのEPUB出力機能を使って作成されています。
今回、代々木さんには、この記事のために作品データを提供していただきました。ありがとうございます!
以下の画像は、電子書籍端末のKindle Paperwhiteで表示したものです。

冒頭に目次が作成されます。指でタップすると、ちゃんとジャンプしてくれました。

本文はこんな感じ。目次タイトルの「彼女の名はレディ」は、自動的にこのような大きさになります。

「Kindle Paperwhite」の目次機能にも対応しています。
このように、AmazonのKindleストアで販売できるデータを作ることができます。そう、ライブドアブログならね!
今回、試しにライブドアブログを使ってEPUBを作ってみましたが、とてもカンタンで高機能なことがわかりました。
小説などをEPUB出力するにあたって、ひとつ足りない点があるとすれば、投稿エディタに「ルビ」を振る機能がないということです。ルビを振るには直接HTMLを記述しなくてはいけません。(2012年12月24日現在) ただし、これも近いうちに改善されるのではないかと思います。
こういう有料の方法に頼らず作るのも楽しいですが「とにかく早く、自分の作品をAmazonで売りたいんだ!」という人は、やはりライブドアブログを使うのが一番良い方法だと思います。オススメです。
創刊準備号が無料で読めます。
2万字の超ボリュームなので、ぜひ!
1/31までの入会なら初月無料です。

ライブドアブログで「縦書き」の電子書籍が作れるようになりましたね。
livedoor Blog 開発日誌
EPUB書き出し機能が縦書きに対応しました!
小説、エッセイ、詩(ポエム)、短歌、川柳、チラ裏なんでもOK。WindowsとかMacとか、そんなの関係ねぇ! 文章が書けて、パソコンが使えれば、誰にでも作れるみたいです。
というわけで、ライブドアブログで縦書きの電子書籍を作ってみることにしました。
年末年始の休暇中に個人出版にチャレンジしたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
必要なもの
ライブドアブログの「月315円の有料プラン」に加入することで、EPUBファイル出力機能が使えます。
315円以上の価値がある!
「なんだ無料じゃないのか」と思うかもしれません。
平均最低賃金は1時間あたり700円。有料プランの315円は、27分間の労働に相当します。
無料で作る方法もありますが、それらを27分以内に調べて、ダウンロードしてきて、さらに使いこなすことは難しいです。
ライブドアブログの有料プランは30日間使えます。毎月かならず契約する義務はありません。そして、解約したからといってブログや記事が消えるわけではありません。気軽に利用できます。
EPUBファイル出力機能の特徴
・タテ書き、ヨコ書きのEPUBが作れる
・AmazonのKindleストア用の出版データとして使える
・画像ページを作るのが簡単
・ハイパーリンク作業が簡単
・Kindle対応の目次を自動生成してくれる
・250種類以上の絵文字が使える
・手書きイラスト、手書き絵文字を自作して使える

たとえば、こういう感じで作れる。

とくに絵文字を使うことで、表現の幅が、かなり広がります。「ある種のジャンル」の小説の書き手は、たいへん重宝するのではないでしょうか(さすがにGIFアニメは動きません。普通の画像になります)。
ネット上の無料ツールでは手間のかかることが、ライブドアブログではカンタンにできます。特に画像の挿入とハイパーリンク挿入、そして絵文字が使えるのが大きなポイントです。
ライブドアブログで作ったほうがいい人
・とにかく早く作りたい。早くAmazonで自分の本を売りたい
・パソコンが得意じゃない
・YahooやGoogleで調べるのが面倒くさい
とにかく早くAmazonで売りたい人は
自分の文章をEPUBファイルに変換して、それをAmazonで売ることの喜び・楽しさを知ることをオススメします。ライブドアブログで慣れたあとに、もっと完璧なものを作ることを考えたほうが良いでしょう。
作業の流れ
1.準備する
2.章のタイトルを決める
3.本文を入力する
4.EPUB変換のための設定
5.変換する
1.準備する
ライブドアブログでは、以下のようにEPUB変換されます。
・「記事のタイトル」→ 目次タイトル(例:第1章)
・「記事の本文」→ その目次の本文(例:第1章の本文)
・「カテゴリ」→ 変換するときに必要。わかりやすく書籍タイトルにする
おまじない
「ブログ設定」→「投稿の初期設定」を表示する。
この位置か、
この位置にあるアイコンをクリックすれば、設定画面にいけます。
「投稿設定」をクリック。
「投稿フォームの形式」→「HTMLエディタ」にする。
「投稿状態の初期設定」→「下書き」にする。間違えて公開してしまわないための保険。
「HTMLエディタ」は、シンプルモードとHTMLモードを切り替えて使えるため、この設定がオススメ。
これ以降の解説は、すべて「シンプルモード」(入力画面がホワイト)を使うことが前提です。
シンプルモードは、本文入力部分がホワイト(白色)に見える。
HTMLモードはクリーム色(うすい黄色)。見分けて入力すること。
電子書籍1タイトルにつき1カテゴリを作っておく。500個までカテゴリを作れるので、安心して1作品につき1カテゴリを作りましょう。
記事作成画面の右のほうに「カテゴリ1」というのがあるのでクリック。
作りたい書籍のタイトルを入力する。カテゴリ表示範囲に限りがあるので、略称にしましょう。たとえば「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」なら「俺妹」にする。「僕は友達が少ない」なら「はがない」にする。わかりやすくなりますよ。
それから「作成する」をクリックして決定。
目次の項目を決める
はじめに、電子書籍にしたい作品の目次をリスト化しておくこと。紙のメモ帳に書いても、テキストデータでもいいです。
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
あとがき
本文を入力する
2012年12月24日現在、本文の入力には注意が必要。
1行目から始めずに、先頭行は改行して空白にする。そして2行目から1字下げして入力する。
こうしないと、縦書きEPUBに出力したときに表示がおかしくなります。(投稿フォームの形式を「シンプルディタ」にしている場合は、先頭を空白行にする必要はありません。ただし、その場合には編集作業はHTMLコードベースになり、初心者には難しくなります)
EPUB変換のための準備
まず、目次の並びを確かめる。
「いちばん下の記事」が、目次の先頭になります。そのつもりで確認しましょう。
目次の順番を変えたい
工夫することで可能になります。投稿時間を調整することによって記事の順番を変えることができます。
第5章 20xx-xx-19 14:00:00
第2章 20xx-xx-19 13:00:00
第3章 20xx-xx-19 12:00:00
第4章 20xx-xx-19 11:00:00
第1章 20xx-xx-19 10:00:00
こうなっていたら、
第4章の投稿時刻を 13:00:00 にして、第2章の投稿時刻を 11:00:00 に設定しましょう。
第5章 20xx-xx-19 14:00:00
第4章 20xx-xx-19 13:00:00
第3章 20xx-xx-19 12:00:00
第2章 20xx-xx-19 11:00:00
第1章 20xx-xx-19 10:00:00
上記のとおりやれば、思いどおりに記事を並べ替えることができます。
現在、ライブドアブログのカテゴリ設定において、マウスの「ドラッグ&ドロップ」によって簡単に並び替えができる機能がありますので、いつかEPUB出力用にも対応してくれるでしょう。
3.EPUB変換のための設定

ブログ設定をクリック。
「バックアップ(エクスポート)」をクリック。設定画面のいちばん下にある。
「EPUB書き出し(電子書籍)」をクリック
必要な項目を入力する
・タイトル
・著者名
・カテゴリ指定
・記事 → 下書き記事を含める
・レイアウト → 縦書き
・画像掲載の有無を選ぶ
・表紙画像をアップロード(JPG/PNG/GIF 2MBまで)
タイトル、著者名を入力する。カテゴリを選ぶ。
「下書き」で作成した場合はこうする。
「縦書き」を選ぶ。
本文中に挿絵イラストがあるなら「画像を掲載する」にチェック。
「参照」ボタンをクリックして、パソコン内にある表紙画像データを指定する。
「EPUBを書き出す」ボタンをクリック。
4.変換する
こういう画面になる。
しばし待つ。1分間くらいは待ってから「こちらのリンクをクリック」をクリックする。(実際は、30秒もすればダウンロードできるようになります。あわてず待ちましょう)
「EPUBをダウンロード」ボタンを押して、パソコンに保存する。
ライブドアブログで作った電子書籍の実例
現在AmazonのKindleストアで販売中の、代々木犬助「1999年のローファイモンスター [短編小説]」は、ライブドアブログのEPUB出力機能を使って作成されています。
今回、代々木さんには、この記事のために作品データを提供していただきました。ありがとうございます!
以下の画像は、電子書籍端末のKindle Paperwhiteで表示したものです。

冒頭に目次が作成されます。指でタップすると、ちゃんとジャンプしてくれました。

本文はこんな感じ。目次タイトルの「彼女の名はレディ」は、自動的にこのような大きさになります。

「Kindle Paperwhite」の目次機能にも対応しています。
このように、AmazonのKindleストアで販売できるデータを作ることができます。そう、ライブドアブログならね!
使ってみた感想
今回、試しにライブドアブログを使ってEPUBを作ってみましたが、とてもカンタンで高機能なことがわかりました。
小説などをEPUB出力するにあたって、ひとつ足りない点があるとすれば、投稿エディタに「ルビ」を振る機能がないということです。ルビを振るには直接HTMLを記述しなくてはいけません。(2012年12月24日現在) ただし、これも近いうちに改善されるのではないかと思います。
こういう有料の方法に頼らず作るのも楽しいですが「とにかく早く、自分の作品をAmazonで売りたいんだ!」という人は、やはりライブドアブログを使うのが一番良い方法だと思います。オススメです。
1999年のローファイモンスター [短編小説]
著者:代々木 犬助
販売元:ノベラブルブロガブルシステムズ
(2012-12-17)
販売元:Amazon.co.jp
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