こんにちは、「きんどるどうでしょう」というKindleまとめサイトを運営しておりますzon と申します。今回も「キンドる速報」さんのスペースを頂戴し、弊サイトにて実施していますKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする「KDP最前線」のコーナーをダイジェストでお送りいたします。
「エルメデは変わるわ。あなたたちは、ただそれを、黙って見ているのよ」
本作は犬吠埼一介さんがこれまでに書き貯めてきた原稿を一冊にまとめたものです。表題作の「そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ」は新感覚のスパイ小説。海の美しい港湾国家エルメデで主人公・ニコルは平穏をかき乱す違和感を感じていた。日常を愛する男と、革命を望む男とがぶつかり合う。美しい女を賭けた、男と男の壮絶なるバトルの行く末はいかに……?! その他「蛮勇は世界を巡る」は22世紀を舞台にしたSF、「立方体都市」セカイ系の幻想小説の3部作だ。読み応えのある短編小説集だ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
以前に、若者に大人気のとある有名なラジオ番組で、「僕たちは日本を変えることができない。」と題した番組が放送されていました。僕としては、「セカイの姿は、そこに住む人々の思いの総和によって変えることができる」という思想を持っていましたし、何とかそれを作品で表現したかったので、番組へのアンサーを込めて「そのたま!」という作品を執筆しました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5167.html#more-5167
ここ航空総隊司令部情報課は、航空自衛隊情報活動の中心だった。
本作は元自衛隊幹部の数多久遠さんが執筆したミリタリーサスペンス小説だ。元自衛官という経験によって、本作で紹介される部隊の活動や役割、そして人間関係は迫真のリアリティを持って我々を物語の世界へ引きこんでくる。そして、著者が持つ”戦術”ノウハウを駆使した高度な情報戦はまさに圧巻の一言だ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
以前に自衛隊部隊、特に司令部の活動に焦点を当てたシミュレーション小説を書いたことがあるのですが、シミュレーションとしては悪くなかった(と思っている)ものの、エンターテイメント、あるいは小説としては失敗でした。
つまり、一言で言えば面白くなかった。
しかし、何とか司令部の面白みを分かってもらえるような面白い小説を書きたかった。その結果生まれた作品がこれです。
続きはこちらから:http://kindou.info/5189.html#more-5189
「いやっ……」キラキラと太陽光を透かしながら、それは石田の身体へ向けて触手を伸ばした。
冒頭のっけから触手プレイですか!いいですよ、先生!インファイトは望むところです!(※本書の本筋とは関係ありません)…さて、理性を取り戻して、改めて本書について紹介しよう。本書は主に「青春」「美少女」「タイムトラベル」の3つの成分で構成されている。主人公・小倉未羽(美少女)は夏休みの自由研究で塩水で発電するバクテリアを発見する。それは人類史を大きく変革させる大発見だった。夏休みのある日、22世紀からタイムマシンに乗ってある少年がやってくる。ラブあり、バトルあり、情報統合思念体まで出てくる青春小説がここにはじまる!バック・トゥ・ザ・フューチャーが好きなら絶対に気に入る。時を駆け巡るぜー!少年の勇気が世界を救うぜー!
――この作品を書いたキッカケを教えてください
自分と正反対の主人公を書いてみよう、と思って「理系の美少女」という未羽の設定が生まれました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5243.html#more-5243
「Does is better than Perfect/完璧を求めんな、動くほうがいい」
Gene Mapperは、『遺伝子』が軸となった近未来のSF小説だ。農作物の多くがメーカー製の「蒸留作物」に置き換えられつつある2037年。作物の遺伝子をマークアップし、外観を設計するスタイルシート・デザイナーである主人公・林田のもとへ「ジャパニーズ・サラリーマン」を演じる黒川から調査依頼が入った。フルスクラッチで作物を作れるほどの遺伝子工学、現実と見分けられないほどの拡張現実が当然のものとなった2037年。たゆまなく前進する科学技術は人類の繁栄を約束するのか? 本作を通して、今一度「食の安全」について考えて欲しい。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
東日本大震災と、それに続いた福島第一原子力発電所の事故に関する報道で、根拠のない数字や、何を研究しているのか明かされない「専門家」がメディアで恐怖をばらまく姿に、ひどい嫌悪感を感じました。それは、マイケル・クライトンが「恐怖の存在」で描いた状況と全く同じものです。
いつまでも正されない恐怖のレポート滅入っていた私に、力をくれたのはKEKのセミナーや、のちに編集を手伝ってくれた友人の書いた「0.02%の嘘」というエッセイでした。真摯に、事象と科学と私たちの関係を説明しようと試みていました。
サイエンティストでも、サイエンスライターでもない私にできること、フィクションの力で、私は訴えていこう。これが、私が筆をとった理由です。
続きはこちらから:http://kindou.info/5214.html#more-5214
「寝付けない時にはいっそ起きてしまえばいい」と誰かが言っていたのを思い出し起きてみたら葬儀場がパニックなった #twnovel
ツイッター小説。それはわずか131字で語られるストーリーだ。作家・内藤みか先生が考案されたツイッター小説は多くの書き手を生み出し、静かなムーブメントを起こした。著者である工藤伸一さんはそんなツイッター小説を3年半かけて、なんと2,000篇も考案されている。その中から厳選された100篇が収録されたのが「寝付けない時には (twnovel@shinichikudoh)」だ。表紙を見る限り「寝るこは誰だあ!」と言わざるを得ない奇っ怪な印象を受けるが、中身の小説本編はアメリカンジョーク集を読んでいるかのようなユーモラスさがある。シニカルなものからダークなもの、そしてロマンチックなものまで。ツイッター小説に自分も挑戦してみようかな?と思わせてくれる魅力が本作にはある。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
もともと小説家志望で何度か新人賞に応募したりしていたものの上手く行かず、そのうち小説を書かなくなっていきました。ところがツイッターを始めてみると、140字以内で書く「ツイッター小説」に出会い、140字なら書けるかもと思って、過去に書き残していた小説の断片を使ったりして書くようになりました。
今では2,000篇を超えていますが、もちろん出来の良し悪しもあるので、フォロワーさんから「お気入り」された数の多い上位100篇を選びました。出版しようと思ったキッカケは「第十五回文学フリマ」という活字系の同人誌が販売されるイベントに行ったところ、会場で久々に会った日雇い君という友人に「山田佳江さんの『未来少女ミウ』というKindle本が売れている」という話を聞いたからです。
山田佳江さんがKindle出版についてツイートしてきた過去ログなどを読むうちに、自分でもやってみようと思い立ちました。
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「私の地元が出てくること、誰も死なないミステリが書いてみたい、という気持ちによるものでした。」
「セクシャルシーンで二人がコミュニケーションをとって、それによって物語が動くところです。」
『自分でも「とにかく急いでKDPで出そう」と動き出しました。』
「連載中に離職することになり、未完のままでしたので何とか形にしようと思って今に至ります」
「ブログのエントリーが600以上あったので、マーケティングのテストを兼ねて出してみることに」
次回は爽やかな青春群像劇の女性作家、セクシャルコメディの漫画家さん、総合ランキング上位にいらっしゃる2名と、全てはギターにまつわるあの方がインタビューに登場します。引き続き、KDP最前線をよろしくお願いします。
きんどるどうでしょう http://kindou.info/
このサイトはAmazonKindleってどうなんだろう?という疑問からスタートし、著者の声や新刊、値引き本などKindleのあらゆる情報をお届けしています。
第6回:「そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ」作:犬吠埼一介
「エルメデは変わるわ。あなたたちは、ただそれを、黙って見ているのよ」
本作は犬吠埼一介さんがこれまでに書き貯めてきた原稿を一冊にまとめたものです。表題作の「そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ」は新感覚のスパイ小説。海の美しい港湾国家エルメデで主人公・ニコルは平穏をかき乱す違和感を感じていた。日常を愛する男と、革命を望む男とがぶつかり合う。美しい女を賭けた、男と男の壮絶なるバトルの行く末はいかに……?! その他「蛮勇は世界を巡る」は22世紀を舞台にしたSF、「立方体都市」セカイ系の幻想小説の3部作だ。読み応えのある短編小説集だ。
そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ
著者:犬吠埼一介
販売元:犬吠埼一介
(2012-08-12)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
以前に、若者に大人気のとある有名なラジオ番組で、「僕たちは日本を変えることができない。」と題した番組が放送されていました。僕としては、「セカイの姿は、そこに住む人々の思いの総和によって変えることができる」という思想を持っていましたし、何とかそれを作品で表現したかったので、番組へのアンサーを込めて「そのたま!」という作品を執筆しました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5167.html#more-5167
第7回:「黎明の笛」作:数多久遠
ここ航空総隊司令部情報課は、航空自衛隊情報活動の中心だった。
本作は元自衛隊幹部の数多久遠さんが執筆したミリタリーサスペンス小説だ。元自衛官という経験によって、本作で紹介される部隊の活動や役割、そして人間関係は迫真のリアリティを持って我々を物語の世界へ引きこんでくる。そして、著者が持つ”戦術”ノウハウを駆使した高度な情報戦はまさに圧巻の一言だ。
黎明の笛
著者:数多久遠
販売元:数多久遠
(2013-01-06)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
以前に自衛隊部隊、特に司令部の活動に焦点を当てたシミュレーション小説を書いたことがあるのですが、シミュレーションとしては悪くなかった(と思っている)ものの、エンターテイメント、あるいは小説としては失敗でした。
つまり、一言で言えば面白くなかった。
しかし、何とか司令部の面白みを分かってもらえるような面白い小説を書きたかった。その結果生まれた作品がこれです。
続きはこちらから:http://kindou.info/5189.html#more-5189
第8回:「未来少女ミウ」作:山田佳江
「いやっ……」キラキラと太陽光を透かしながら、それは石田の身体へ向けて触手を伸ばした。
冒頭のっけから触手プレイですか!いいですよ、先生!インファイトは望むところです!(※本書の本筋とは関係ありません)…さて、理性を取り戻して、改めて本書について紹介しよう。本書は主に「青春」「美少女」「タイムトラベル」の3つの成分で構成されている。主人公・小倉未羽(美少女)は夏休みの自由研究で塩水で発電するバクテリアを発見する。それは人類史を大きく変革させる大発見だった。夏休みのある日、22世紀からタイムマシンに乗ってある少年がやってくる。ラブあり、バトルあり、情報統合思念体まで出てくる青春小説がここにはじまる!バック・トゥ・ザ・フューチャーが好きなら絶対に気に入る。時を駆け巡るぜー!少年の勇気が世界を救うぜー!
未来少女ミウ
著者:山田佳江
販売元:無計画書房
(2012-10-29)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
自分と正反対の主人公を書いてみよう、と思って「理系の美少女」という未羽の設定が生まれました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5243.html#more-5243
第9回:「Gene Mapper」作:藤井太洋
「Does is better than Perfect/完璧を求めんな、動くほうがいい」
Gene Mapperは、『遺伝子』が軸となった近未来のSF小説だ。農作物の多くがメーカー製の「蒸留作物」に置き換えられつつある2037年。作物の遺伝子をマークアップし、外観を設計するスタイルシート・デザイナーである主人公・林田のもとへ「ジャパニーズ・サラリーマン」を演じる黒川から調査依頼が入った。フルスクラッチで作物を作れるほどの遺伝子工学、現実と見分けられないほどの拡張現実が当然のものとなった2037年。たゆまなく前進する科学技術は人類の繁栄を約束するのか? 本作を通して、今一度「食の安全」について考えて欲しい。
Gene Mapper (ジーン・マッパー)
著者:Fujii Taiyo
販売元:Taiyo Lab
(2012-07-12)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
東日本大震災と、それに続いた福島第一原子力発電所の事故に関する報道で、根拠のない数字や、何を研究しているのか明かされない「専門家」がメディアで恐怖をばらまく姿に、ひどい嫌悪感を感じました。それは、マイケル・クライトンが「恐怖の存在」で描いた状況と全く同じものです。
いつまでも正されない恐怖のレポート滅入っていた私に、力をくれたのはKEKのセミナーや、のちに編集を手伝ってくれた友人の書いた「0.02%の嘘」というエッセイでした。真摯に、事象と科学と私たちの関係を説明しようと試みていました。
サイエンティストでも、サイエンスライターでもない私にできること、フィクションの力で、私は訴えていこう。これが、私が筆をとった理由です。
続きはこちらから:http://kindou.info/5214.html#more-5214
第10回:「寝付けない時には (twnovel@shinichikudoh)」作:工藤伸一
「寝付けない時にはいっそ起きてしまえばいい」と誰かが言っていたのを思い出し起きてみたら葬儀場がパニックなった #twnovel
ツイッター小説。それはわずか131字で語られるストーリーだ。作家・内藤みか先生が考案されたツイッター小説は多くの書き手を生み出し、静かなムーブメントを起こした。著者である工藤伸一さんはそんなツイッター小説を3年半かけて、なんと2,000篇も考案されている。その中から厳選された100篇が収録されたのが「寝付けない時には (twnovel@shinichikudoh)」だ。表紙を見る限り「寝るこは誰だあ!」と言わざるを得ない奇っ怪な印象を受けるが、中身の小説本編はアメリカンジョーク集を読んでいるかのようなユーモラスさがある。シニカルなものからダークなもの、そしてロマンチックなものまで。ツイッター小説に自分も挑戦してみようかな?と思わせてくれる魅力が本作にはある。
寝付けない時には (twnovel@shinichikudoh)
著者:工藤 伸一
販売元:書肆工藤
(2013-01-06)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
もともと小説家志望で何度か新人賞に応募したりしていたものの上手く行かず、そのうち小説を書かなくなっていきました。ところがツイッターを始めてみると、140字以内で書く「ツイッター小説」に出会い、140字なら書けるかもと思って、過去に書き残していた小説の断片を使ったりして書くようになりました。
今では2,000篇を超えていますが、もちろん出来の良し悪しもあるので、フォロワーさんから「お気入り」された数の多い上位100篇を選びました。出版しようと思ったキッカケは「第十五回文学フリマ」という活字系の同人誌が販売されるイベントに行ったところ、会場で久々に会った日雇い君という友人に「山田佳江さんの『未来少女ミウ』というKindle本が売れている」という話を聞いたからです。
山田佳江さんがKindle出版についてツイートしてきた過去ログなどを読むうちに、自分でもやってみようと思い立ちました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5293.html.html#more-5293
次回予告
「私の地元が出てくること、誰も死なないミステリが書いてみたい、という気持ちによるものでした。」
「セクシャルシーンで二人がコミュニケーションをとって、それによって物語が動くところです。」
『自分でも「とにかく急いでKDPで出そう」と動き出しました。』
「連載中に離職することになり、未完のままでしたので何とか形にしようと思って今に至ります」
「ブログのエントリーが600以上あったので、マーケティングのテストを兼ねて出してみることに」
次回は爽やかな青春群像劇の女性作家、セクシャルコメディの漫画家さん、総合ランキング上位にいらっしゃる2名と、全てはギターにまつわるあの方がインタビューに登場します。引き続き、KDP最前線をよろしくお願いします。
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