こんにちは、「きんどるどうでしょう」というKindleまとめサイトを運営しておりますzon と申します。
今回も「キンドる速報」さんのスペースを頂戴し、弊サイトにて実施していますKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする「KDP最前線」のコーナーをダイジェストでお送りいたします。
今回はバラエティ豊かな作家さん方へインタビュー。プロのライトノベル/SF作家さんによる投稿時代の長編作品や、KDPでは珍しい戯曲作品、ハードボイルドアクション、ホラー作品に旅行記とKDPの可能性を感じさせてくれます。まさにここが最前線っ!それではKDP最前線ダイジェストをお楽しみください。
世界各国で第四世代サイコネクトーすべての人格と記憶を持ってネットワークに飛び出す能力ーの再現試験が始められた
本作はプロのライトノベル/SF作家である木本雅彦さんが投稿時代に書かれた作品を米AmazonKindleストアで販売していたものだ。Amazon著者ページで”IT技術系のネタを、呼吸をするかのように使うので、えてして読者がおいてけぼりになりがち”と漏らすことに「まさに」と言わざるを得ないほど細かく、綿密に作られた物語の舞台は圧巻だ。物語は人の意思を機械に写すというサイコネクトにまつわる事件からはじまる。技術の恩恵を受けられる選ばれた人間と、そうでない人間の確執。そして、リアルからITへ、その先にある肉体からの精神の解放について深く考えさせてくれる一冊だ。
そして何より販路が拡大するごとに増える「あとがき」が非常に面白かった。木本さんのこれまでの苦労が本当にスゴイ!「Kindle(日本語未対応)」「Smashwords」「DLsite」「Kobo」そして「日本版Kindle」。あとがきの歴史を見るだけで、まさに電子書籍のフロンティアを切り開く作家さんだと思わせてくれるぞ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
「鋼の記憶を抱いて」は、投稿時代に書いていたうちの一本です。ライトノベルとしてはこの類いのSFっぽいのは最近うけないし、最近のSFとしては軽過ぎるので、どうにも扱いに困っていたところ、2010年当時のAmazonDTPの海外開放とKindleの日本からの購入可能化に伴ってKindle向けの販売を開始しました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5892.html#more-5892
「流れ星の力は絶対なんだ。お前の願いは必ず叶う。叶ってしまう。」
本作はKDPでは珍しいジャンル「戯曲」本である。戯曲とは演劇の脚本・台本のことで、人物の会話や独白、ト書きなどを通じて物語を展開する文学作品のことだ。有名なところでシェイクスピア、最近だとライトノベルの「まおゆう」などが話題かしら。話し戻って本作は女子高生がなんでも願いが叶う”流れ星”によって人生を狂わされていく青春ミステリーだ。脚本を職業としているこくぼさんによって書かれた本作は、非常にキャラクターが上手に描き分けられているため戯曲を読む時にありがちな「こいつだれだっけ?」という勘違いはほとんどない。また、本作は上演用の脚本として二次利用が認められているので、是非演劇関係者さんに目を通して欲しい一作だ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
きっかけは、声優の専門学校で講師をしていた時代に、卒業公演用の台本を書こうと思ったことです。ただ、このときは上演前に学校側と衝突して講師をクビになり、上演計画が流れちゃいました。それでもお蔵入りにはしたくなかったので、自分で新しい教室を立ちあげ、生徒も集めて、その第1期修了公演として初めて上演できた次第です。
本作は誕生までに紆余曲折があった分、結果的に改稿も重ねてあります。なので、これなら商品としての完成度も何とか大丈夫だなと思い、今回、初めてのKindle戯曲としてリリースしました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5868.html#more-5868
竜二はジッとグラスを見つめた。射るような冷たく鋭い眼光、まさにそれは、獲物を狙うハンターの目であった。
ハンターたるもの、獲物を狩らなければならない…っ!本作は非常にハイペースで作品を発表されている如月恭介さんの最新作だ。殺し屋・竜二と、記者の間宮が不老不死の秘薬の謎を追うというハードボイルド・ファンタジー小説だ。もちろん、ファンタジーと銘打ってるが剣も魔法も出ない。出てくるのは「薬」「酒」「女」「拳銃」という大人のロマンス、まさにハードボイルド…冒頭から情け容赦ない竜二のヤクザプレイがダーティすぎる。こいつホント悪だな。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
きっかけは特にありません。小生の脳内は常に夢想で溢れ返っており、その中からたまたまこの物語が零れ落ちたということです。
続きはこちらから:http://kindou.info/5993.html#more-5993
『ついたらでんわばしい』
ぞっと、悪寒が走った。声など聞きたくもなかった。
女こわいぃぃ!…さて、本作は女子高生のひと夏を描いた本作は2003年第11回日本ホラー小説大賞最終選考作品。著者は当時18歳。女子のドロリとした黒い感情が見事に描きだされている。冒頭の数ページ、渋谷に上京したばかりの主人公・千恵美がコインロッカーを探すくだりで、それは十分伝わるだろう。凄まじい苛立ちっぷりだ。
女の子ってマシュマロのように柔らかくてバニラの香りがすると思っている男子にはスパイシーすぎる…。俺のような百戦錬磨の戦士じゃなければあやうく絶望するところだぜ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
第11回日本ホラー小説大賞(2004年)に投稿するために書きました。第9回(2002年)に投稿した、りらりらんという作品は、先に作品があって、投稿先を探したのですが、今度は投稿するための作品を書いてみようと思いまして。
続きはこちらから:http://kindou.info/5934.html#more-5934
世界最強とも言われる日本国のパスポートを持っていると実感がわかないのですが、海外旅行でやっかいなのは「入国査証」いわゆる「ビザ」の取得です
さて今回はシリーズ作品です「ビジネスクラスのバックパッカーもりぞお世界一周紀行」から、ブラジル編を中心にインタビュー。本シリーズは著者である森山さんが海外就職研究家になる前の、08年〜09年にかけて約1年間世界一周旅行をしてきた記録である。しかも飛行機はビジネスクラス。人、自然、文化と三拍子揃ったブラジルの魅力がたっぷり詰まった作品だ。夜行バスで日本全国移動するわたしにとってはまさにお伽話だよブルジョワジー。ふんだんに使われた写真のおかげで、旅の雰囲気を十二分に味わえるよ。
――この作品を書いたキッカケを教えてください
元々2008-09年に、遊びでビジネスクラスの飛行機に乗って世界一周っていうバカなことをして、その旅先で2日に1度くらいのペースでブログを書いてました。
このブログ何かに使えないかと思ってたんですが、出版社からの紙の本は「旅行記って売れないんですよねー」で相手にしてもらえない。その頃、アメリカで始まったKindleDirectPublishingを見た時、「コレしかない!」と思って、待つこと3年。やっと、日の目を見たという次第です。
続きはこちらから:http://kindou.info/6058.html#more-6058
「こだわりというほどのものではありませんが、読んでいて心地良いように、推敲の際には朗読してみたりと、文章のリズムには少し気をつかっています。」
「涼宮ハルヒのアニメに感動して、ラノベが書きたくなり、そんな訳で四~五年前にMF文庫Jの新人賞に応募するために書きました。」
「個性豊かな仲間達との思い出をよく振り返るのですが、ずっといつか面白い形にできたらなって思っていたので今回は時期が来たかなと思って書きました。」
「最初の原稿をいくつかの出版社に見せたのですが、マニアックすぎて出版を断られたので、しばらくPDFで公開していました。」
「昔っぽいといえば、本家のブラム・ストーカーの「吸血鬼」も読みました。おかげさまで、それっぽい感じに、……何ひとつなってねえよ。大丈夫ですかね?」
次回は心が切なくなる物語、勢いで書いたライトノベル、バイト経験を元にしたコメディ、趣味を突き詰めたマニアック本、そして大人気のあの独特の世界観を持つ小説家さんが登場
1月28日(月)にはキンドる速報さん主催のイベントにてダイレクト出版作品をぶった斬るトークイベントを行います。このダイレクト出版はスゴイ!と表して、あーだーこーだとオフレコでお喋りいたします。ダンボールの準備しないと…
・お待たせ!『このダイレクト出版がすごい!Vol.1』トーク&展示イベント開催
・追加席でました☆『このダイレクト出版がすごい!Vol.1』下北沢の本屋で電子書籍を語る
きんどるどうでしょう http://kindou.info/
このサイトはAmazonKindleってどうなんだろう?という疑問からスタートし、著者の声や新刊、値引き本などKindleのあらゆる情報をお届けしています。
今回も「キンドる速報」さんのスペースを頂戴し、弊サイトにて実施していますKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする「KDP最前線」のコーナーをダイジェストでお送りいたします。
今回はバラエティ豊かな作家さん方へインタビュー。プロのライトノベル/SF作家さんによる投稿時代の長編作品や、KDPでは珍しい戯曲作品、ハードボイルドアクション、ホラー作品に旅行記とKDPの可能性を感じさせてくれます。まさにここが最前線っ!それではKDP最前線ダイジェストをお楽しみください。
第21回:「鋼の記憶を抱いて」作:木本雅彦
世界各国で第四世代サイコネクトーすべての人格と記憶を持ってネットワークに飛び出す能力ーの再現試験が始められた
本作はプロのライトノベル/SF作家である木本雅彦さんが投稿時代に書かれた作品を米AmazonKindleストアで販売していたものだ。Amazon著者ページで”IT技術系のネタを、呼吸をするかのように使うので、えてして読者がおいてけぼりになりがち”と漏らすことに「まさに」と言わざるを得ないほど細かく、綿密に作られた物語の舞台は圧巻だ。物語は人の意思を機械に写すというサイコネクトにまつわる事件からはじまる。技術の恩恵を受けられる選ばれた人間と、そうでない人間の確執。そして、リアルからITへ、その先にある肉体からの精神の解放について深く考えさせてくれる一冊だ。
そして何より販路が拡大するごとに増える「あとがき」が非常に面白かった。木本さんのこれまでの苦労が本当にスゴイ!「Kindle(日本語未対応)」「Smashwords」「DLsite」「Kobo」そして「日本版Kindle」。あとがきの歴史を見るだけで、まさに電子書籍のフロンティアを切り開く作家さんだと思わせてくれるぞ。
鋼の記憶を抱いて
著者:木本雅彦
(2012-10-31)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
「鋼の記憶を抱いて」は、投稿時代に書いていたうちの一本です。ライトノベルとしてはこの類いのSFっぽいのは最近うけないし、最近のSFとしては軽過ぎるので、どうにも扱いに困っていたところ、2010年当時のAmazonDTPの海外開放とKindleの日本からの購入可能化に伴ってKindle向けの販売を開始しました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5892.html#more-5892
第22回:「DISTANCE (がんばれ!アクターズ戯曲シリーズ)」作:こくぼしんじ
「流れ星の力は絶対なんだ。お前の願いは必ず叶う。叶ってしまう。」
本作はKDPでは珍しいジャンル「戯曲」本である。戯曲とは演劇の脚本・台本のことで、人物の会話や独白、ト書きなどを通じて物語を展開する文学作品のことだ。有名なところでシェイクスピア、最近だとライトノベルの「まおゆう」などが話題かしら。話し戻って本作は女子高生がなんでも願いが叶う”流れ星”によって人生を狂わされていく青春ミステリーだ。脚本を職業としているこくぼさんによって書かれた本作は、非常にキャラクターが上手に描き分けられているため戯曲を読む時にありがちな「こいつだれだっけ?」という勘違いはほとんどない。また、本作は上演用の脚本として二次利用が認められているので、是非演劇関係者さんに目を通して欲しい一作だ。
DISTANCE (がんばれ!アクターズ戯曲シリーズ)
著者:こくぼ しんじ
販売元:こくぼしんじ
(2012-12-23)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
きっかけは、声優の専門学校で講師をしていた時代に、卒業公演用の台本を書こうと思ったことです。ただ、このときは上演前に学校側と衝突して講師をクビになり、上演計画が流れちゃいました。それでもお蔵入りにはしたくなかったので、自分で新しい教室を立ちあげ、生徒も集めて、その第1期修了公演として初めて上演できた次第です。
本作は誕生までに紆余曲折があった分、結果的に改稿も重ねてあります。なので、これなら商品としての完成度も何とか大丈夫だなと思い、今回、初めてのKindle戯曲としてリリースしました。
続きはこちらから:http://kindou.info/5868.html#more-5868
第23回:「ハンター」作:如月恭介
竜二はジッとグラスを見つめた。射るような冷たく鋭い眼光、まさにそれは、獲物を狙うハンターの目であった。
ハンターたるもの、獲物を狩らなければならない…っ!本作は非常にハイペースで作品を発表されている如月恭介さんの最新作だ。殺し屋・竜二と、記者の間宮が不老不死の秘薬の謎を追うというハードボイルド・ファンタジー小説だ。もちろん、ファンタジーと銘打ってるが剣も魔法も出ない。出てくるのは「薬」「酒」「女」「拳銃」という大人のロマンス、まさにハードボイルド…冒頭から情け容赦ない竜二のヤクザプレイがダーティすぎる。こいつホント悪だな。
ハンター
著者:如月恭介
販売元:夜明けプランニング
(2012-12-24)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
きっかけは特にありません。小生の脳内は常に夢想で溢れ返っており、その中からたまたまこの物語が零れ落ちたということです。
続きはこちらから:http://kindou.info/5993.html#more-5993
第24回:「喉モト過ギレバ」作:鬼藤凛
『ついたらでんわばしい』
ぞっと、悪寒が走った。声など聞きたくもなかった。
女こわいぃぃ!…さて、本作は女子高生のひと夏を描いた本作は2003年第11回日本ホラー小説大賞最終選考作品。著者は当時18歳。女子のドロリとした黒い感情が見事に描きだされている。冒頭の数ページ、渋谷に上京したばかりの主人公・千恵美がコインロッカーを探すくだりで、それは十分伝わるだろう。凄まじい苛立ちっぷりだ。
女の子ってマシュマロのように柔らかくてバニラの香りがすると思っている男子にはスパイシーすぎる…。俺のような百戦錬磨の戦士じゃなければあやうく絶望するところだぜ。
喉モト過ギレバ
著者:鬼藤 凛
販売元:自己出版
(2012-12-30)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
第11回日本ホラー小説大賞(2004年)に投稿するために書きました。第9回(2002年)に投稿した、りらりらんという作品は、先に作品があって、投稿先を探したのですが、今度は投稿するための作品を書いてみようと思いまして。
続きはこちらから:http://kindou.info/5934.html#more-5934
第25回:「ビジネスクラスのバックパッカーもりぞお世界一周紀行 ブラジル胸騒ぎ編」作:森山たつを
世界最強とも言われる日本国のパスポートを持っていると実感がわかないのですが、海外旅行でやっかいなのは「入国査証」いわゆる「ビザ」の取得です
さて今回はシリーズ作品です「ビジネスクラスのバックパッカーもりぞお世界一周紀行」から、ブラジル編を中心にインタビュー。本シリーズは著者である森山さんが海外就職研究家になる前の、08年〜09年にかけて約1年間世界一周旅行をしてきた記録である。しかも飛行機はビジネスクラス。人、自然、文化と三拍子揃ったブラジルの魅力がたっぷり詰まった作品だ。夜行バスで日本全国移動するわたしにとってはまさにお伽話だよブルジョワジー。ふんだんに使われた写真のおかげで、旅の雰囲気を十二分に味わえるよ。
ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行 10.ブラジル胸騒ぎ編
著者:森山 たつを
販売元:森山 たつを
(2012-12-25)
販売元:Amazon.co.jp
――この作品を書いたキッカケを教えてください
元々2008-09年に、遊びでビジネスクラスの飛行機に乗って世界一周っていうバカなことをして、その旅先で2日に1度くらいのペースでブログを書いてました。
このブログ何かに使えないかと思ってたんですが、出版社からの紙の本は「旅行記って売れないんですよねー」で相手にしてもらえない。その頃、アメリカで始まったKindleDirectPublishingを見た時、「コレしかない!」と思って、待つこと3年。やっと、日の目を見たという次第です。
続きはこちらから:http://kindou.info/6058.html#more-6058
次回予告
「こだわりというほどのものではありませんが、読んでいて心地良いように、推敲の際には朗読してみたりと、文章のリズムには少し気をつかっています。」
「涼宮ハルヒのアニメに感動して、ラノベが書きたくなり、そんな訳で四~五年前にMF文庫Jの新人賞に応募するために書きました。」
「個性豊かな仲間達との思い出をよく振り返るのですが、ずっといつか面白い形にできたらなって思っていたので今回は時期が来たかなと思って書きました。」
「最初の原稿をいくつかの出版社に見せたのですが、マニアックすぎて出版を断られたので、しばらくPDFで公開していました。」
「昔っぽいといえば、本家のブラム・ストーカーの「吸血鬼」も読みました。おかげさまで、それっぽい感じに、……何ひとつなってねえよ。大丈夫ですかね?」
次回は心が切なくなる物語、勢いで書いたライトノベル、バイト経験を元にしたコメディ、趣味を突き詰めたマニアック本、そして大人気のあの独特の世界観を持つ小説家さんが登場
告知
1月28日(月)にはキンドる速報さん主催のイベントにてダイレクト出版作品をぶった斬るトークイベントを行います。このダイレクト出版はスゴイ!と表して、あーだーこーだとオフレコでお喋りいたします。ダンボールの準備しないと…
・お待たせ!『このダイレクト出版がすごい!Vol.1』トーク&展示イベント開催
・追加席でました☆『このダイレクト出版がすごい!Vol.1』下北沢の本屋で電子書籍を語る
きんどるどうでしょう http://kindou.info/
このサイトはAmazonKindleってどうなんだろう?という疑問からスタートし、著者の声や新刊、値引き本などKindleのあらゆる情報をお届けしています。
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