みなさんこんにちは!
唐突ですが、映画007シリーズって観たことが無いんです。
どのエピソードから観はじめても大丈夫でしょうか?☆カンザキです。
本日はスパイものに興味が沸きました、こちらの1冊をご紹介いたしましょう。
過去の同人誌を1冊にまとめてKindle化とのことで、スパイもの・SF・幻想系と、1冊で3つの作品が読めます。
3作セットといっても、『そのたま!』は結構なボリュームがありましたので感覚的には中編以上でしょうか。それぞれ読み応えのある短編集をお求めの方にオススメいたします。
スパイものの醍醐味といえば、心理戦と情報戦、そして知能戦。自分の情報収集能力で相手の同行を探り、さらに上いく策を繰り出します。ときに命をかけたバトルをしかけ、色仕掛けもして、依頼を全うする。
これぞ出来るスパイ。
天分の才『第6感』を併せ持てば、さらに出来るスパイ。
主人公のニコルはスパイというより監視者ですが、物語の冒頭で
と第6感を匂わせています。
そして彼に忍び寄る美女の存在。これはスパイ小説の王道であり期待どころですね。
主人公、しっかり目を奪われちゃってます…!。
彼女が醸す雰囲気に何かを感じ取ったのでしょう。色気だけではない、危険な香りというか…!
やがて彼女とエンカウントしますが、警戒は怠りません。第6感がアラームを鳴らします。
個人的には、ルパン3世の峰不二子を小柄にした感じかなと、勝手に妄想しながら読ませていただきました。あるいは、大人の落ち着きを持ったラムちゃん。
ご自分なりの美女像を思い浮かべながら、主人公&美女のやりとりと事件の顛末を見守ってください。
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唐突ですが、映画007シリーズって観たことが無いんです。
どのエピソードから観はじめても大丈夫でしょうか?☆カンザキです。
本日はスパイものに興味が沸きました、こちらの1冊をご紹介いたしましょう。
そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ
著者:犬吠埼一介
販売元:犬吠埼一介
(2012-08-12)
犬吠埼一介の全集第一巻です。これまでに書き貯めてきた原稿を一冊にまとめました。
・そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ
新感覚のスパイ小説。海の美しい港湾国家エルメデで、ニコルは平穏をかき乱す違和感を感じていた。いったい誰なんだ……? 日常を愛する男と、革命を望む男とがぶつかり合う。美しい女を賭けた、男と男の壮絶なるバトルの行く末はいかに……?! プロレタリア文学を下地に、エンタメのノリで仕上げた短編小説。
・蛮勇は世界を巡る
22世紀。プロジェクト間競争が激化した未来。火星へと向かおうとする勢力が隆盛を極めていた。リーはそんななか、末端のプロジェクトリーダーとして、夢を具現させる機械の開発にいそしんでいたが……。不思議な女カグヤと出会い、彼の日常は激変する。新たな時代へと激しく移りゆくセカイのなかで、彼が選んだ結論とは……?!
・立方体都市
セカイ系の幻想小説、3部作。売れない物書きの頭の中にある街、アイデアシティで働く文字たちの話。そこから抜け出した「一匹の犬と一匹の猫」が、認識のセカイを旅する話。そして、太陽を失った街で生きる子供たちが、光を取り戻していく話。ツイッター小説というジャンルです。「立方体都市」、「価値観戦争」、「クオリア」の3編を収録。
kindle版は税込100円。紙の本は税込500円です。
紙の本 http://www.amazon.co.jp/dp/B008CNN54A/
著者について
小学生のころから本と親しみ、10代を図書館で過ごす。創作物から多くを学び受け取ったのち、自らも創作する側に立ちたいと望むようになる。20代で活動の幅を広げ、イラストサイトを7年間運営し同人誌を創作。現在は文芸に立ち返り、各種イベントに出展するべく小説を書く。33歳男性。
過去の同人誌を1冊にまとめてKindle化とのことで、スパイもの・SF・幻想系と、1冊で3つの作品が読めます。
3作セットといっても、『そのたま!』は結構なボリュームがありましたので感覚的には中編以上でしょうか。それぞれ読み応えのある短編集をお求めの方にオススメいたします。
美人スパイの誘惑
スパイものの醍醐味といえば、心理戦と情報戦、そして知能戦。自分の情報収集能力で相手の同行を探り、さらに上いく策を繰り出します。ときに命をかけたバトルをしかけ、色仕掛けもして、依頼を全うする。
これぞ出来るスパイ。
天分の才『第6感』を併せ持てば、さらに出来るスパイ。
主人公のニコルはスパイというより監視者ですが、物語の冒頭で
のどかな夕刻でありながら、彼は、日常性という守るべき規律を妨げる、小さな不協和音をはっきりと認識していた。
と第6感を匂わせています。
そして彼に忍び寄る美女の存在。これはスパイ小説の王道であり期待どころですね。
やや小柄で、ほっそりとしており、それでいて肢体のバランスはよく、全身からみずみずしさが感じられた。(中略) 女が、真横を、通り過ぎる。間際で見る、その美貌、伸びやかな脚線美に、どうしても目を奪われてしまう。すぐさま、微かな残り香と、さらりとした長い髪の先端を視界の端に残して、彼女は去っていった。
主人公、しっかり目を奪われちゃってます…!。
彼女が醸す雰囲気に何かを感じ取ったのでしょう。色気だけではない、危険な香りというか…!
やがて彼女とエンカウントしますが、警戒は怠りません。第6感がアラームを鳴らします。
個人的には、ルパン3世の峰不二子を小柄にした感じかなと、勝手に妄想しながら読ませていただきました。あるいは、大人の落ち着きを持ったラムちゃん。
ご自分なりの美女像を思い浮かべながら、主人公&美女のやりとりと事件の顛末を見守ってください。
- そのたま! その銃弾が、確かにセカイを変えたのだ
- 著者:犬吠埼一介
- 価格:100円
- 読了にかかる時間:約2時間(個人差があります)
- アクション要素度
- ★★★☆☆(3)
- バトル要素度
- ★★★☆☆(3)
- 美女度
- ★★★★☆(4)
- 総合
- ★★★☆☆(3)
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