みなさんこんにちは。managonです。
先々週からはじめた特集「ライブドアブログでダイレクト出版」。とうとう3回目になりました。今日ご紹介するのは、救急医療の現場をユーモラスに描いた作品です。
「昼間の医者が見つけられなかった病気を当直でみつけたぞ。グッジョブ!」
ユーモラスといっても、お腹を抱えて、大声で笑えるような作品とは違います。病気を抱え落胆した患者に、希望を失わずに前向きに治療を続けていけるように、医者が与える安心感のあるユーモラスです。
著者は、ブログによると大阪のとある中規模病院で働いている外科医。日頃のサービス精神が文章にでてしまったのでしょう。救急病院という過酷な現場を覗き見ても読者が深刻になりすぎないように配慮してくれます。
「いくら痛がっていても大事な診察はしっかりしないとダメやろ。痛がっているからって患者に情けをかけると逆に仇(あだ)になって診断をミスるぞ」
また、ドクター円堂が新人医師を諭すシーンでは雰囲気ががらりと変わります。新人医師に向けた言葉の数々は、真剣そのもの。本全体ではユーモアに富んだ内容にもかかわらず、普段のまじめな部分がしっかりと出てしまっています。この真剣な円堂医師から、実際の円堂医師を想像してしまいました。
ただ、円堂医師が本物の医師かどうかは明らかにされていません。
信じるか信じないかはあなた次第…
先々週からはじめた特集「ライブドアブログでダイレクト出版」。とうとう3回目になりました。今日ご紹介するのは、救急医療の現場をユーモラスに描いた作品です。
ドクター円堂の救急裏ネタ24時 第1巻
「昼間の医者が見つけられなかった病気を当直でみつけたぞ。グッジョブ!」
ユーモラスといっても、お腹を抱えて、大声で笑えるような作品とは違います。病気を抱え落胆した患者に、希望を失わずに前向きに治療を続けていけるように、医者が与える安心感のあるユーモラスです。
著者は、ブログによると大阪のとある中規模病院で働いている外科医。日頃のサービス精神が文章にでてしまったのでしょう。救急病院という過酷な現場を覗き見ても読者が深刻になりすぎないように配慮してくれます。
「いくら痛がっていても大事な診察はしっかりしないとダメやろ。痛がっているからって患者に情けをかけると逆に仇(あだ)になって診断をミスるぞ」
また、ドクター円堂が新人医師を諭すシーンでは雰囲気ががらりと変わります。新人医師に向けた言葉の数々は、真剣そのもの。本全体ではユーモアに富んだ内容にもかかわらず、普段のまじめな部分がしっかりと出てしまっています。この真剣な円堂医師から、実際の円堂医師を想像してしまいました。
ただ、円堂医師が本物の医師かどうかは明らかにされていません。
信じるか信じないかはあなた次第…
ドクター円堂の救急裏ネタ24時 第1巻
著者:円堂斗貴志
(2013-01-15)
販売元:Amazon Services International, Inc.
コラー、オレの嫁をどこにやったーと言って怒鳴り込んでくるDVの夫、麻薬系鎮痛剤の中毒になってしまったヤクザ、息子が首をつって自殺しようとしていてもほったらかしの親、酔っ払って通りすがりの女性にキスをしてとんでもないことになった中年男性、高級な寿司でのどを詰まらせた女性、医者に言い寄ってくるおばちゃん、仕事で指を切断してしまった町工場の従業員、背中一面見事な刺青を入れたヤクザの組長・・・・
救急外来には昼夜を問わず、老若男女、さまざまなヒトたちが、さまざまな病気やケガを抱えてやってくる。そしてそこは喜怒哀楽、さまざまな感情があふれ返っている。
しかし医者やスタッフはどうだろう。小説やドラマの中では、よく怒鳴りあったり泣き叫んだりしているが、あの姿はあまりにも現実とかけ離れている。あんなに毎日、毎日、病院で興奮ばかりしていては体が持たないし、第一、的確な判断ができなくな。本当の現場では医者も看護師も淡々と冷静に時には冗談も言いながら仕事をしているのだ。
この書では、これまでのドラマの医者像とは180度違う、浪速のゆるキャラ医師、円堂斗貴志(えんどうときし)が救急医療の飾り気のない本当の姿をレポートしている。
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