こんにちは。managonです。

ライブドアブログ発のKindle本を紹介するこのコーナー。今回は、『東大の叩き方』をご紹介します。

東大の叩き方東大の叩き方
著者:増田不三雄
(2013-02-14)
販売元:Amazon Services International, Inc.
あなたは、もしかしたらテレビや雑誌などで、「東大生って、受験勉強は得意だけど、恋愛は苦手な人たちだよね」「東大生って、みんな考え方が保守的だし、ちょっと変な奴が多いんだよ」このような東大生についての悪いイメージを聞いたことがないだろうか。また、もしあなたが東大生・元東大生であれば、「東大生だから……」「東大生のくせに……」なんて前置きから始まる悪口を、一度ぐらいは目に、耳にしたことがあるだろう。

なぜ、本来ならば優秀な人たちであるはずの東大生が、「ダメな人」というイメージで語られてしまうのだろうか?本書の目的は、私が長年かけて集めた東大を叩く人々、記事、書籍、テレビ番組についての分析と、実際に「東大が嫌い」と語る人たち、元東大生の会社員たちへのインタビューをまとめ、その問いに答えを出すことにある。
(本文より抜粋)


『東大の叩き方』


なぜ、本来ならば優秀な人たちであるはずの東大生が、「ダメな人」というイメージで語られてしまうのだろうか?

著者は、この本で東大生・東大卒を叩いているのではありません。
「なぜ、そう語られるのか」
この素朴な疑問を、自ら解きほぐすようにひとつずつ検証する、検証本というスタイルになっています。

「腐敗した官僚」「非常識」「奇人変人」「無能な会社員」「駄目な人たち」
東大生、東大卒というだけで抱かれるダークなイメージはいくつかあります。これらのイメージを抱かれる元になった事件や現象を追い求めていくのです。

ひと昔前、東大を卒業した学生は、人事用語で「ピュアホワイト」と呼ばれていたそうだ。ピュアホワイトは、ホワイトカラーの中でも「さらに白い」、つまり格の高い社員という意味。<<中略>>しかし、その過剰な期待が、反動で大きな失望を生んだ。

ただ、読み進めるほど、東大というブランドに期待した周りの人たちが、勝手に期待して勝手に失望するという構図が見えてきました。

オリンピック、サッカーのワールドカップでの選手の取り上げ方と似ているかもしれません。
「金メダルは当然」「ベスト16は絶対」という、そうあって欲しいという社会の過剰な期待を押しつけられ、上げられた後で落とされるイメージのアゲサゲ。

でも、言われっぱなしの東大卒も黙ってはいません。

『東大出身の社員はクリエイティビティが低い』なんていう記事があるけど、じゃあ、どこの大学だと高いんだろう?って思いますよ。大学名とか、学歴なんて関係ないと思いますよ。

最後に、著者が東大出身の方にインタビューした結果がまとまっていますが、等身大の姿が見えて興味深いです。

あなたの身近な東大生・東大卒は、どういう方ですか?
この本とともに検証してはどうでしょうか?

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 2. ま
    • 2013年02月25日 03:30
    • そのとおりだよ。
      大学名や学歴なんか関係ないさ。
      それでも東大卒なんて言っている奴はなんなんだよ
    • 1. なんとなく
    • 2013年02月23日 19:20
    • ダメな東大OBを取り上げていっているだけでしょ?
      大部分な東大生は優秀だよ。

      いろんな東大生と接するとわかるんだけどねぇ。
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