こんにちは、『きんどるどうでしょう』のZONです。

今回も「つんどく速報」さんのスペースを頂戴して、Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビュー「KDP最前線」ダイジェストをお送りします。

今回も5名のKindle著者さんに出版のキッカケや作品の特徴をお伺いしましたよ。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか!


第96回:『えろげ屋のむすめさん』作:鈴木フルーツ



えろげ屋のむすめさんえろげ屋のむすめさん [Kindle版]
著者:鈴木フルーツ
出版:日々の暮らし
(2013-03-31)

アダルトゲーム開発会社は天国か地獄か? ゲーム開発者系女子たちが織りなす日常4コママンガ。 89P全ページ、フルカラーで完全収録!
livedoorデイリー4コマで掲載された自重しないネタの数々!「誌面では無理!」と雑誌編集に指摘されたネタもフル掲載。
新人CGスタッフと、人気原画師、社長兼ライターが繰り広げる業界女子トークと、ちょっぴり成長物語。業界不況もなんのその!エロゲ女子は今日も元気です!


――この作品を書いたキッカケを教えてください
「自重しないゲーム業界漫画、女子多め」というコンセプトのweb4コマ連載作でした。女の子の掛合いと業界話でヒキをがっちり固めた意欲作。
それまでは、地味目の作風が自分でも性にあっていると思っていたので、自分の引き出しを増やす挑戦でもありました。


続きはこちらから:http://kindou.info/11275.html#more-11275


第97回:『舟崎泉美 短編集『夜桜』』作:舟崎泉美



舟崎 泉美 短編集「夜桜」舟崎 泉美 短編集「夜桜」 [Kindle版]
著者:舟崎 泉美
出版:豊作パブリッシング
(2013-03-17)

舟崎泉美、待望の短編集。
花見の夜の若者の心の移り変わりを描きだす。表題作「夜桜」の他、本短編集のために書き下ろした「私の娘」「通り過ぎた雨」も収録。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
小説を書き始めてからずっと溜めつづけていた作品たちです。
短編集なので一作一作に書き始めたキッカケがあります。それを語ると1週間ぐらい語ってしまえるぐらいです。
全体に共通している部分として、人間のむなしさや儚さなど哀しみを書きたいというような部分はありますね。
ハッピーエンドの作品もあるのですが、その中でも人間の哀しみ入れつつ書いているつもりです。人ってなんでこういう行動をとるんだろうって疑問に思うこと自体がキッカケですかね。そこからストーリーを膨らませます。


続きはこちらから:http://kindou.info/11466.html#more-11466


第98回:「魔法中年っ!」作:皮算積人



魔法中年っ!魔法中年っ! [Kindle版]
著者:皮算積人
出版:Grayscale Lovers
(2013-03-25)

「時よ止まれ、僕は醜い……」それは悪魔を呼び出す呪文であった。悪魔の手ほどきによって美少女となった彼は、そのままの勢いで魔王軍に雇われる。彼に課せられた任務は、ダレイオス女学院に潜入し、聖少女の力を奪うこと。待っているのは、幸福な世界か、それとも……


――この作品を書いたキッカケを教えてください
「Kindleも日本に来たし、ためしに出版してだれが一番売れるか勝負しようぜ」という話を友人たちとしていたのが、この作品を書くことになったきっかけでした。
「中年童貞の性転換もの」を書くことにしたのは、「恋愛弱者を主人公にした物語を書きたい」ということと「ポップでライトな小説を書いてみたい」という二つの衝動があったからです。軽いノリで読めて、少し笑えて、少し萌えて、少しげんなりする小説をめざしました。
また、僕の心の中にある「美少女になって女の子とイチャイチャしたい」という満たしようのない欲望を昇華させるには、この作品を書く必要がありました。



続きはこちらから:http://kindou.info/11563.html#more-11563


第99回:「ウラシマ」作:海野李白



ウラシマウラシマ [Kindle版]
著者:海野李白
出版:海野李白
(2013-02-19)

しかしもしあの「浦島太郎」には前提となる別の物語があったとしたら。そしてその物語こそ「浦島太郎」の数々の謎を解く鍵だとしたら。それはこの国の誕生にも関わる天と地の神々の神話。今、二千数百年の時を経て明かされる真の「ウラシマ」ストーリーとは。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
ある小説投稿サイトで童話をお題に募集していたのが直接のきっかけです。それ以前からちょこちょこと思いついては書いてを繰り返していましたが、すべて途中で止めてしまっていたんです。
そろそろどんなものでもいいから一つ完成させてみようという気持ちが強まってきていた時期で、童話なら短編だし、まずはここから始めてみようと。
で、まったくオリジナルのものはいい案が浮かばなかったので、何かを基にしてそこから話を膨らませるような形でいってみようと思い、最初に浮かんだのが「浦島太郎」だったという流れです。


続きはこちらから:http://kindou.info/11821.html#more-11821


第100回:「レディハート」作:著者非公表



レディハート 第1話『神様なんか…、もう絶交だよっ』 (レディハート LADYHART)レディハート 第1話『神様なんか…、もう絶交だよっ』 (レディハート LADYHART) [Kindle版]
著者:著者非公表
出版:合同会社ハートドライブプロダクション
(2013-04-05)

絶望してるんです。産まれてすぐに親に捨てられ、生きてたって苦労ばかりなんです。そんなひかるが、自分に変身能力があることに気づきます。そして迫り来る敵。自分をいじめたこんな社会をどうして救ってやらなきゃいけないのか、彼女は変身を拒みます。しかし、弱者ばかりを狙う敵の卑劣なやり方にひかるの悲しみは頂点に。泣きながらひかるは、敵を斬って、斬って、斬りまくります。画は、アニメ界のトップクリエイター羽山淳一氏、表紙画制作は世界的に有名なプロダクションI.Gが担当。世界に誇る女性ヒーロー、日本から誕生です。


――この作品を書いたキッカケを教えてください
変身ヒーローになりたいって思います? 絶対イヤですよね、変身するなんてバケモノですよ。病院に行って「私、変身しちゃうんです」って言ったら、なに科に回されるか分かったもんじゃない(笑)。でも、あるとき気づいちゃうんです、主人公は自分に変身する能力があるって。そして同じように変身しちゃう女の子が他にもいるって知るんです。もう《同病あいあわれむ》状態ですよ(笑)。
変身ヒーローものってやっぱり勧善懲悪がテーマになりがちなんですけど、私はそうではなくて、(敵という)共通の困難の前で、《同病あいあわれむ》女の子たちがね、このヒドイ世の中を生きぬく為に、葛藤していく人間の美しい姿を描きたいなって思ったんです。だから子供の読者のために手加減した文章は書いていなくて、ガチンコ・フルパワーで書いています。それが『レディハート』なんです。
ところがこれが不遇な作品でして(笑)。まあいろいろあったわけですが、子細は別の機会に譲ることにしますが、今では嬉しいことに、表紙画やキャラクターデザインに羽山淳一先生ですとか、プロダクションI.G様ですとか、アニメ界の超一級の先生方にお力添えをいただきまして、こうしてみなさまにお届けできる運びとなりました。感謝の気持ちでいっぱいです。



続きはこちらから:http://kindou.info/11884.html#more-11884


次回予告


「ご主人さまサイドに立って書かれたガイド書籍が驚くべきことにこれまで一冊もないことに気づいて、じぶんで書くに至りました」
「なる旅行小説、バックパッカー小説では終わらない、主人公の心理や葛藤、行動なども注目して欲しいです」
「「頭上に太陽系がある少女」という以前から持ち続けていたイメージが突然具体的な形を成して降って来たしだいです」
「とにかく登場人物が多いので、こんなキャラクター出してみたい、と思っていたものも放出し尽くしました。」
「Kindle Comic Creatorを使って1時間ぐらいでしょうか。最初だったので戸惑うところもありましたが、本当に簡単でした。」


さて、記念すべき100回を超えましたが特に祝い事もなく平常運転です。次回は「ビジネスマンのためのメイド喫茶ガイド」や技法やテクニックをふんだんに使った小説、女子高生が神様になる短篇集や、学生間の抗争をユーモラスに描いた作品、KindleComicCreaterをいち早く使った写真集など気になるKDP本が満載だっ!これからもKDP最前線をよろしくぅっ!

きんどるどうでしょう http://kindou.info/
このサイトはAmazonKindleってどうなんだろう?という疑問からスタートし、著者の声や新刊、値引き本などKindleのあらゆる情報をお届けしています。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット