こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
アベノミクス、異次元緩和、円安株高……など。世間は景気上昇ムードですが、新聞やテレビなどの報道を、もしかして鵜呑みにしちゃっていませんか?
池田信夫先生のメルマガは、経済に関する集中講義が2部構成で収録されています。
第1部では、身近な話題かつ経済学の分野においても旬な話題について、複数回にわたる集中講義を読むことができます。
最近取り上げている話題は、懐疑的視点によるアベノミクスの考察です。日本のバブル期の経済指標や具体的な経済学説などを参照・分析することで、現在進行中であるアベノミクスの不完全さを訴えるとともに、代替案の具体的な提示がされています。
第2部では、ビジネスに活かせる実践的な知識を得ることができます。2013年5月現在の最新号では『リスクをビジネスに活用する方法』と銘打たれた連載を読むことができます。
ビジネスにおいて、リスク(不確実性)をどう考えるべきなのか? 経済の先行きを見通すために役立つ知識を、池田先生のわかりやすい解説によって学べます。
今回ご紹介する『池田信夫メルマガ 2013年3月31日号』には、アベノミクスに関する集中講義の第1回が収録されています。まさに、いまが旬の話題ですね。
特筆すべきは、『為替はなぜ動いたのか』という節における以下の記述です。
さらに、アベノミクスの第1の矢と称される『大胆な金融政策』いわゆる異次元緩和によってインフレが起こるというのは間違いだと述べています。
これらの発言は、けっして暴言や感情論の類ではありません。具体的な経済指標グラフをもとに、なぜ量的緩和やリフレ(人為的なインフレ)政策が無意味なのかという解説がなされています。
日銀がおこなった異次元緩和に関する反応は、かならずしも楽観的なものばかりではありません。自分の生活や資産を守るためには、情勢を正しく判断するための知識が必要です。
新聞社・テレビ局などは、アベノミクスでもっとも恩恵を受ける大企業が広告主です。
だからといって大手マスコミを信頼出来ないわけではありませんが、医療におけるセカンドオピニオンのごとく、専門家みずからが情報発信しているメルマガにも目を向けてみることをオススメします。
池田信夫の「エコノMIX」は、定期購読していなくても、バックナンバーの単品購入が可能です。リンク先では、メルマガの冒頭を試し読みできます。
池田信夫さん(@ikedanob)。経済学者。1953年京都府生まれ。東京大学経済学部卒。NHKを退職後、経済産業研究所上席研究員などを経て、オピニオンサイト 『アゴラ』を開設。現在は株式会社アゴラブックス代表取締役。
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つんどく速報ライター☆イマガワです。
アベノミクス、異次元緩和、円安株高……など。世間は景気上昇ムードですが、新聞やテレビなどの報道を、もしかして鵜呑みにしちゃっていませんか?
池田信夫の「エコノMIX」 リスクをゼロにしてはいけない
著者:池田信夫
出版:BLOGOSメルマガ
(2013-03-31)
■第1部 激動の日本経済はどこへ行く(1) アベノミクスは効くのか
・為替はなぜ動いたのか
・日本経済は「デフレ不況」ではない
・量的緩和でインフレ予想は起こらない
・本丸は労働市場
■第2部 リスクをビジネスに活用する方法(1) リスクをゼロにしてはいけない
・リスクの発見
・リスクとは何なのか
・不確実性は利潤の源泉
■Q&A
・読者3名からの質問に回答
池田信夫先生のメルマガは、経済に関する集中講義が2部構成で収録されています。
旬の経済ニュースを解説
第1部では、身近な話題かつ経済学の分野においても旬な話題について、複数回にわたる集中講義を読むことができます。
最近取り上げている話題は、懐疑的視点によるアベノミクスの考察です。日本のバブル期の経済指標や具体的な経済学説などを参照・分析することで、現在進行中であるアベノミクスの不完全さを訴えるとともに、代替案の具体的な提示がされています。
実践的な経済の知識をみっちり
第2部では、ビジネスに活かせる実践的な知識を得ることができます。2013年5月現在の最新号では『リスクをビジネスに活用する方法』と銘打たれた連載を読むことができます。
ビジネスにおいて、リスク(不確実性)をどう考えるべきなのか? 経済の先行きを見通すために役立つ知識を、池田先生のわかりやすい解説によって学べます。
アベノミクスに軌道修正をうながす
今回ご紹介する『池田信夫メルマガ 2013年3月31日号』には、アベノミクスに関する集中講義の第1回が収録されています。まさに、いまが旬の話題ですね。
特筆すべきは、『為替はなぜ動いたのか』という節における以下の記述です。
池田 株高の原因は別にアベノミクスの成果じゃなくて、去年秋からの急激な円安です。これは安倍さんのおかげじゃなくて、去年8月にECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が、南欧諸国の国債を無制限に買って支援すると表明したのがきっかけで、9月ごろからユーロが上がり始め、続いてドルが上がり始めた。リスクを避けて円に逃避していたリスクオフの資金が、欧米に戻り始めたのが円安のきっかけです。
安倍さんが「輪転機ぐるぐる回す」と言い始めたのは11月下旬だから、これは世界的なリスクオンの流れにうまく乗ったといっていいでしょう。だからあまり日本が世界の為替を動かしていると錯覚しないほうがいい
----- 池田信夫の「エコノMIX」 リスクをゼロにしてはいけない から引用
さらに、アベノミクスの第1の矢と称される『大胆な金融政策』いわゆる異次元緩和によってインフレが起こるというのは間違いだと述べています。
これらの発言は、けっして暴言や感情論の類ではありません。具体的な経済指標グラフをもとに、なぜ量的緩和やリフレ(人為的なインフレ)政策が無意味なのかという解説がなされています。
知っておくべきリスクが学べる
日銀がおこなった異次元緩和に関する反応は、かならずしも楽観的なものばかりではありません。自分の生活や資産を守るためには、情勢を正しく判断するための知識が必要です。
新聞社・テレビ局などは、アベノミクスでもっとも恩恵を受ける大企業が広告主です。
だからといって大手マスコミを信頼出来ないわけではありませんが、医療におけるセカンドオピニオンのごとく、専門家みずからが情報発信しているメルマガにも目を向けてみることをオススメします。
池田信夫の「エコノMIX」は、定期購読していなくても、バックナンバーの単品購入が可能です。リンク先では、メルマガの冒頭を試し読みできます。
- 池田信夫の「エコノMIX」 リスクをゼロにしてはいけない
- 著者:池田信夫
- 価格:105円
- 読了にかかる時間:約30分(個人差があります)
- 「経済がわかる」度
- ★★★★☆(4)
- 「歯に衣着せぬ」度
- ★★★★★(5)
- 「アベノミクスは油断できない」度
- ★★★★★(5)
- 「総合」
- ★★★★☆(4)
著者について
池田信夫さん(@ikedanob)。経済学者。1953年京都府生まれ。東京大学経済学部卒。NHKを退職後、経済産業研究所上席研究員などを経て、オピニオンサイト 『アゴラ』を開設。現在は株式会社アゴラブックス代表取締役。
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