こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
日本で消費するタコの5割以上は、モロッコ産やモーリタニア産。カカオ豆は言うまでもなく、バニラビーンズに至っては100%近くをマダガスカルに依存しています。
これらは、すべてアフリカ大陸の国々です。だからどうしたとツッコまれると困りますが、今回ご紹介するのはアフリカについて書かれた旅行記です。
つんどく速報ライター☆イマガワです。
日本で消費するタコの5割以上は、モロッコ産やモーリタニア産。カカオ豆は言うまでもなく、バニラビーンズに至っては100%近くをマダガスカルに依存しています。
これらは、すべてアフリカ大陸の国々です。だからどうしたとツッコまれると困りますが、今回ご紹介するのはアフリカについて書かれた旅行記です。
アフリカよ 1968-69 [電子書籍新版] [Kindle版]
著者:賀曽利隆
出版:株式会社ヘンテコ・インターナショナル
(2013-04-23)
世界を駆け巡るバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)の20歳の旅がよみがえった!
宿泊費はゼロ、食費は1日100円の旅! 道なき道、灼熱地獄、厳しい国境検問、そして現地の人びととの出会い――アフリカに恋し、アフリカと寝た1年7ヶ月!
■目次■
1 わからない明日を求めて
2 白いアフリカ
3 大草原
4 大迂回作戦
5 殺される?
特別章 ヨーロッパひとり歩き
6 ふたたび、あの大陸
あとがき
※製品版は、タテ書きです。下記プレビューはPC向けです。
プレミア絶版本が、電子書籍で復刊!
本書『アフリカよ 1968-69』の内容は、若干20歳の日本人青年が『スズキTC250』というオートバイだけを頼りに、1年7ヶ月かけてアフリカ大陸を駆けめぐった痛快な青春ルポタージュです。
この本は、40年前(1973年)に出版されたのち絶版になっていたのですが、このたびKindleストアでも購入できるようになりました。
凄絶なアフリカ道中記
現地にいるのは、ほとんどがアフリカ人です。もちろん日本語は通じません。著者は、何度も生命の危機にさらされます。
旅の途中、年間4万人を死に至らしめるツェツェバエの大群に何度も襲われたり、よせばいいのに中東戦争の真っ只中であるエジプトに入国して、なぜかイスラエルのスパイと間違われて現地人たちに集団リンチされて死にかけたり……。
東南アジアや欧州でのバックパッカー体験記なんて読み飽きた~、という人にオススメしたい刺激的な1冊です。
1968年の出来事といえば……
日本では『週刊少年ジャンプ』が創刊され、明治製菓からは日本初のスナック菓子『カール』が発売。世界に目を向ければ、米ソ冷戦の象徴である『ベトナム戦争』が泥沼化の様相を呈していました。
さらにいえば、戦後最大級の未解決事件である『三億円事件』が発生した年であり、和田アキ子が歌手デビューしたのも1968年(昭和43年)でした。同じころに、著者はアフリカ大陸を旅していたわけです。
とにかく手段を選ばない蛮勇
いちばんの見どころは、アフリカ大陸で著者がやってみせる暴挙の数々です。
たとえば、エチオピアにて。現地の役人に『オートバイ(陸路)で隣のスーダンへ入国しようとするならビザを発行しない』と言われ、国境越えを拒否されてしまいます。当時、周辺は紛争中だったからです。
しかし、どうしてもオートバイで移動したかった著者は『航空券を買ったので、空路で越境する』と偽ってビザを取得し、そのあと航空券を払い戻して、当初の予定どおりにオートバイを使ってスーダンへの入国を果たします(笑)
ほかにも、現地人ですら「やめておけ」と警告するような危険な地域(およそ2,000km)を、見事にオートバイで駆け抜けてみせたり。このときは本気で死にかけるのですが……あとは、読んでのお楽しみ!
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- アフリカよ 1968-69
- 著者:賀曽利隆
- 価格:293円
- 読了にかかる時間:約5時間(個人差があります)
- 「アフリカ」度
- ★★★★★(5)
- 「青春」度
- ★★★★★(5)
- 「著者は不死身か!」度
- ★★★★★(5)
- 「総合」
- ★★★★★(5)
著者について
賀曽利隆さん(@kasori3000)。『かそり・たかし』と読みます。2013年現在においても健在の65歳・現役ライダー! これまでオートバイで走った距離は135万6830キロ(地球約34周分)、旅した国は135ヵ国になるそうです。
関連作品
アフリカよ 1968-69 過剰な電子写真集 第一部(カラー写真編) [Kindle版]
出版:株式会社ヘンテコ・インターナショナル
(2013-05-09)
極限の旅 1971-72 [Kindle版]
著者:賀曽利隆
出版:株式会社ヘンテコ・インターナショナル
(2013-05-28)
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