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つんどく速報ライター☆イマガワです。
徳川家康の死因は、タイの天ぷらを食べ過ぎたことによる食中毒死……ではない。真相は、この本に書いてあります!
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徳川家康の死因は、タイの天ぷらを食べ過ぎたことによる食中毒死……ではない。真相は、この本に書いてあります!
歴史を食べよう!英雄のおもてなし [Kindle版]
著者:岩戸あきら
出版:岩戸の岩棚
(2013-06-05)
・信長、秀吉、家康、政宗のグルメ戦略とは?
・一番腹持ちのいい戦陣食グランプリ開催!
・疲労困ぱいの遣欧使節団を救ったメニューとは?
天下泰平の江戸城大奥。食いしん坊奥女中たちが歴史を彩った食の小ネタワールドにご案内。いざ、完食!
表紙を含めて全87ページ。
下記プレビューはPC向けです。
休刊になったコミック誌の連載マンガ
作者は、岩戸あきらさん(@iwatoakira)。『いわと・あきら』と読みます。プロの漫画家。代表作は『Aをねらえ!』『ダルマ・カグラ』など。
本書『歴史を食べよう!英雄のおもてなし』は、2010年に休刊してしまった雑誌『コミック大河』(PHP研究所)に掲載されていた未単行本化作品を、作者本人が自力で電子書籍化したものです。
天下人たちの『食』戦略
戦上手な人物にあまねく共通するのは、胃袋の扱い方を知っていることです。
田中角栄は、選挙期間中の食事において『にぎり飯』を好んだそうです。これは、選挙民の前ではワザと質素な食事をして見せ、庶民に近い存在であることをアピールするためだったとも言われています。
食を制するものは、天下を制す
食によって攻め、食によって養い、食によって危機を乗り切る。
白米がご馳走だった時代。権力を掌握していたにもかかわらず、徳川家康はあいかわらず麦飯を常食していました。質素倹約と健康維持のためです。
しかし、家臣たちは『おいしいものを食べてもらいたい』という一心から、白飯の上に少量の麦飯をのせたものを家康に食べさせようとしました。嗜好を誤解された家康は、激おこぷんぷん丸になったそうです。
チャーハンをおかずに白飯を食べる、という笑い話がありますが、それをはるかに超える珍エピソードです。このほかにも、
・独眼竜の食いだおれ天下構想
・秀吉、美食をこじらせて朝鮮出兵!?
・信玄VS謙信の戦陣グルメ対決
・家康、これが健康&節約マニアの真髄だ!
・信長、ああ見えて『もてなし』の名人だった
・江戸城大奥でおこなわれていた秘密の宴とは?
・幕末の遣欧使節団、イギリスの焼き鯖定食に大歓喜!
等々、歴史上の有名人たちの知られざる食エピソードを読むことができます。
ディープな歴史グルメ知識が読める
グルメと歴史の薀蓄マンガ。最近ならば、ドラマ化された『信長のシェフ』が有名です。ウェブ上においても、定期的に戦国時代や江戸時代の食べ物がネタで盛り上がりますよね。
わたしも『歴史グルメ系』が好きで、それなりに目を通してきたつもりですが、本書によってはじめて知ったエピソードがいくつかありました。オススメの1冊です。
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- 歴史を食べよう!英雄のおもてなし
- 著者:岩戸あきら
- 価格:250円
- 読了にかかる時間:約30分(個人差があります)
- 「歴史ネタ」度
- ★★★★☆(4)
- 「グルメ」度
- ★★★★☆(4)
- 「陽の目を見て良かった」度
- ★★★★★(5)
- 「総合」
- ★★★★☆(4)
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