こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
『トムとジェリー』の主題歌でおなじみ、仲良くケンカする方法が、いまだにわかりません。双方とも、笑顔を浮かべながら殴りあえばいいのでしょうか?
つんどく速報ライター☆イマガワです。
『トムとジェリー』の主題歌でおなじみ、仲良くケンカする方法が、いまだにわかりません。双方とも、笑顔を浮かべながら殴りあえばいいのでしょうか?
ラブペねトレイション (ラブペネトレイションズ) [Kindle版]
著者:米
出版:RiceCandy
(2013-05-12)
生まれてくるんじゃなかった!というほどの数々の厳しい修行を終え、世界という戦場に放たれた屈強な戦士であるネズミさんだったが、流れ着いた民家に住み着いている変態粘着質の猫さんに発見されてしまい、様々な恥辱の日々を送ることに…
※下記プレビューはPC向けです。
あらすじ
表紙イラストにおいて、てへぺろ(・ω<)スマイルの女の子は、猫の擬人化キャラ。バニーガールコスプレをしている小さな女の子は、ネズミの擬人化キャラ。
齧歯(げっし)類を偏愛する猫と、そんな変態猫におびえながらも楽しく暮らすネズミの日常を描いた『いちゃラブ』四コマ漫画です。タイトルの『ラブペねトレイション』は、さしずめ愛すべき侵入者とでも訳せば良いのかも。
実質的には、星5つ
先に断っておきますが、今回のレビュー値において星を3つにしましたが、その根拠は、
・表紙を含めても10ページしかない
・シリーズ既刊のファンブック色が濃いため
たったこれだけの事であって、本当は星5つを差し上げたかったのです。なぜなら、キャラクターデザインが最高にカ・ワ・イ・イ (*´∀`*)からです。せーのっ……かわいいは正義!
KDPではおなじみ、コミティア本
本書『ラブペねトレイション』は、COMITIA104で頒布された『コピー本』のデジタル版です。
同人誌における『オフセット印刷本』に対して、家庭用プリンタあるいは業務用コピー機で急ごしらえした自家製本――それを、同人誌即売会(コミケ等)の界隈では『コピー本』と称するわけです。
コピー本というのは、たいていファンサービス要素を含むものでありまして、本書も、そういう色が濃い1冊です。既刊に目を通しているファン読者でなければ、描いてある事柄の文脈をつかみにくい。
だが、しかし
情報が足りないながらも、魅力的なキャラクターたちの掛け合いに興味をもってしまったので、趣味と実益をかねて既刊情報を探してみました。
ググってみると、とらのあな通販のウェブサイトに情報が残っていました。すべて、一般(全年齢)向け作品です。
まず、2009年11月に『ラブペネトレイション』というタイトルで、12ページの四コマ同人誌が頒布されていたようです。(商品ページ)
第2弾の登場は、2011年の2月(商品ページ)。第3弾が、2012年の12月(商品ページ) 。既刊の総集編+新作という構成で52ページ。作品の歴史を感じさせる厚みですね。
と、このような変遷を経て、本書の印刷版は2013年5月に開催された『COMITIA 104』で頒布されました。およそ3年半にわたって描き継がれているシリーズ、というわけです。
稀少本が、こんなに手軽に読める時代
コピー本は、自分たちで製本するので少部数になりがちです。人気作家の場合、会場だけで全部さばけてしまい、あとでその作家のすべての刊行物を追いかけたくても、入手不可なことがよくあります。
しかし、本書のように、コピー本のデジタル版がKindleストア等で購入できれば、もれなくコレクションすることが出来ます。送料や決済手数料が必要ないので、手に取りやすさにもつながります。
何度目かの電子書籍元年を経て、ようやく夢のような時代が到来したと言えますね。
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- ラブペねトレイション (ラブペネトレイションズ)
- 著者:米
- 価格:99円
- 読了にかかる時間:約10分(個人差があります)
- 「カワイイ」度
- ★★★★★(5)
- 「コミティア」度
- ★★★☆☆(3)
- 「エロくないと見せかけてエロい」度
- ★★★☆☆(3)
- 「総合」
- ★★★☆☆(3)
作者について
米さん(@okometan)。『おこめ』と読みます。カードゲームイラストやアンソロジー漫画、東方Projectの2次創作などで活躍中。(公式ウェブサイト)
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レビューあります!
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