こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
今回ご紹介するのは、あるアニメーション監督の家族を通じて、80年代から現代のオタク文化までの流れを語ろうという、意欲的なマンガです。
つんどく速報ライター☆イマガワです。
今回ご紹介するのは、あるアニメーション監督の家族を通じて、80年代から現代のオタク文化までの流れを語ろうという、意欲的なマンガです。
アニウッド大通り 1 [Kindle版]
著者:記伊孝
出版:記伊孝
(2013-07-05)
宮崎駿、富野由悠季ら、そうそうたる綺羅星が活躍した80年代のアニメ業界。
新進気鋭のアニメ監督であるお父ちゃんに影響を受けながら、成長していく子供たちの物語。
あとがきには、作者が、宮崎駿監督の元で演出を勉強した「東小金井村塾物語 巨匠と過ごした夏」もたっぷり加筆! ほかにも未発表4コマもたくさん収録されています。
※下記プレビューはPC向けです。
人気急上昇中! 15万再生のウェブ漫画
作者の記伊孝さんは、講談社マガジン系の単行本を何冊も出しているプロの漫画家です。代表作は『犯罪交渉人峰岸英太郎』や『天使のトビト』など。
そんな記伊さんが、今年2月からユーザーとしてニコニコ静画に投稿しているのが、本書『アニウッド大通り』というウェブ漫画です。
2013年現在で15万回の再生数を記録しており、いまも連載は続いています。本書には『冒頭の7話』+『描きおろしマンガ』+『宮崎駿と過ごした夏の思い出マンガ』が収録されています。
父ちゃんは、アニメ監督
舞台は、昭和50年代の日本。主人公は、小学5年生の男の子『樹貴(たつき)』です。父親の職業は――アニメーション映画監督。
11歳の少年の視線を通して描かれる父親の奮闘ぶりは、まさに、オタク版『三丁目の夕日』と言っても差し支えないものです。
ちなみに、樹貴の父は『クリィミーマミ』や『ククルス・ドアンの島』回や『小公女セーラ』に関わっていたという設定なので、これらのキーワードで ( ゚д゚ ) ガタッ ってなる世代や好事家には、特に楽しめるはず。
宮崎駿監督も登場!
巻末には、作者が『東小金井村塾』へ参加したときのルポタージュ漫画も収録されています。この講座が開催されたのは、1998年のこと。
記伊さんは、選考を勝ち抜いた少数精鋭の13人のひとりとして、宮崎駿監督から直接、演出について学んだそうです。電子書籍版でしか読めないマンガなので必見!
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- アニウッド大通り 1
- 著者:記伊孝
- 価格:296円
- 読了にかかる時間:約1時間(個人差があります)
- 「作画力」度
- ★★★★★(5)
- 「ストーリー」度
- ★★★★★(4)
- 「昭和のオタク」度
- ★★★★★(5)
- 「総合」
- ★★★★☆(4)
著者について
記伊孝さん(@momowakawaii)。『きい・たかし』と読みます。『犯罪交渉人峰岸英太郎』『マテマティシャンズ』『ガーリィガーリィガーリィ』『四方世界の王』挿絵、等。
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コメント
ニコは観に行く時にログインが必要なので、パス忘れてから行ってなかった。
ニコさんに、そんなに流行っている漫画があったとは。
ニコ動なら、だれからYouTubeに転載してくれるので観れるのですが。