こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。

座右の銘は――『なるべく他人と関わらずに生きる
とはいうものの、世間並みに楽しい思いはしてみたい。人間だもの。

今回ご紹介するのは、そんなワガママな人にうってつけの『休日のすごしかた指南書』です。

休日への101の扉 1日を幸せに過ごす方法休日への101の扉 1日を幸せに過ごす方法 [Kindle版]
著者:広澤銀一
出版:メッタパブリッシング
(2013-03-03)

何か良いことないかな?今日何をしよう?

そんな風に、休日の過ごし方を迷ったことはありませんか。
本書はそんな方の為に、休日を幸せに過ごす101の方法を集めてみました。

※製品版は、タテ書きです。下記プレビューはPC向けです。

ダーツの旅っぽい読書体験


本書『休日への101の扉 1日を幸せに過ごす方法』には、ふつうの目次とは異なり、見出しがありません。

kyuu101

推奨されている使用方法は『目を閉じてタップ。開いたページの内容を、かならず実行せよ』です。所さんの『日本全国ダーツの旅』っぽいとも言えるし、ゲームブックと言えなくもない。

出不精な人にとっては、アクションを起こすためのスイッチになりますね。

普段やらないことを、実行してみる


このレビューを書くにあたって、101個の項目をすべてメモ帳に書き出してみました。ネタバレになるので全て引用するわけにはいきませんが、一部ご紹介します。

たとえば『馬鹿にしているところに行く』という提案。メイド喫茶、パチンコ店、競馬、アニメフェア、おかまバー等が、例として挙げられています。

本当に興味がなければ『無関心』なわけで、馬鹿にしたり見下したりするというのは、少なからず興味がある証拠ですよね。いい提案だと思いました。

これをキッカケにチャレンジしてみよう!


ほかにも『スーパー銭湯で過ごす』『断捨離をやってみる』『グルメ店ナンバーワンを何としても食べる』等や、それ以外にも『十人としゃべる』『石を拾う』『1人でホテルに泊まってみる』など、ちょっと変わった休日の楽しみ方を知ることができます。

ヨーグルトを作ろう』では、再現しやすい手作りレシピが紹介されています。本書『休日への101の扉 1日を幸せに過ごす方法』には、これまでに紹介したようなものが101通り収録されているわけです。

実際に、著者が体験している


小手先であつらえた自己啓発書かと思いきや、そうではありませんでした。著者自身の体験を記録したものであり、101項目のすべてに具体的なコメントが添えられています。

考えてもみてください。休日の過ごし方を『101通り』も知っている人は珍しいと思いませんか? せいぜい10個か20個ですよ、凡人は。 しかも、それらを実際に体験しているなんて――ぜひとも人生の達人と呼ばせていただきたい!

Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)

「実用」度
★★★★☆(4)
「読み物」度
★★★☆☆(3)
「ぼっち完全攻略」度
★★★★☆(4)
「総合」
★★★☆☆(3)



著者について


広澤銀一さん(@maoki27)。『ひろさわ・ぎんいち』と読みます。東京下町生まれの下町育ち。日本大学文理学部卒。仏教や瞑想に傾倒している。


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