こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
皆さんはゲームソフトの予約ってどうしてますか? 最近では、Amazon等の通販が安くて便利ですよね。ほかにも、TSUTAYA・ゲオ・家電量販店という人も多いかもしれません。
でも、個人経営のゲーム専門店のことを忘れてもらっては困ります。意外にも全国でしぶとく生き残っているからです。うちの近所にもあります。なぜか潰れない。しかも、頻繁に客が出入りしている。がんばれ!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
皆さんはゲームソフトの予約ってどうしてますか? 最近では、Amazon等の通販が安くて便利ですよね。ほかにも、TSUTAYA・ゲオ・家電量販店という人も多いかもしれません。
でも、個人経営のゲーム専門店のことを忘れてもらっては困ります。意外にも全国でしぶとく生き残っているからです。うちの近所にもあります。なぜか潰れない。しかも、頻繁に客が出入りしている。がんばれ!
ゲームな話、入荷しました。(1) [Kindle版]
著者:柴田武文
出版:ブレイン・ストーム
(2013-02-23)
現・ファミコンプラザ通販部店長・柴田武文氏が、ゲームショップの裏側を赤裸々に語る!
「大量在庫のファミコン本体を完売へ導いたのはあのゲームだった!」
「ゲームショップの常連になるには?」
「情報リークに某大手メーカー激怒!?」
「限定版ソフトの抽選方法はギャグ合戦で!」
などなど、お店で実際にあったエピソードや、ゲーム好きに送るお役立ち情報(?)が満載!
PS2全盛期やDSの大ブレイク、PS3・Wiiの発売など、2003年から2006年までのエピソード(第一回~第十八回)をまとめた第1巻!
※製品版は、タテ書きです。下記プレビューはPC向けです。
某ゲーム雑誌編集部を激怒させた
あるとき、著者が運営している通販ブログに、ゲームの新作情報を掲載しました。すると、その数時間後。某ゲーム情報誌の編集部からクレームの電話がかかって来たそうです。
もう1度書きます。クレームが来たのは、新作情報のブログ記事を公開してから、たった数時間後の出来事です。その時のやりとりを、以下に引用します。
雑誌社「情報公開が早すぎます」
著 者「じゃ、いつならいいんですか?」
雑誌社「×月○日発売の雑誌が出てから」
著 者「雑誌での発表が最優先なんですか?」
雑誌社「ゲーム業界は雑誌社中心に情報公開を行っているのです」
ゲーム業界には『情報公開日』というルールが存在します。ファミコンプラザのブログがそのルールに抵触したことに対して、某ゲーム情報誌の編集部が激しい反発を示したというエピソードです。
2005年当時には、こんなやり方が通用したんでしょうね。しかし、2013年現在。書店売りのゲーム情報誌に、お金を出してまで買い求める価値が有るのでしょうか? 無いのでしょうか? どちらでしょうか?
スマホゲーム台頭以前の貴重な記録
このコラム記事が『隔月刊コードフリークAR』に掲載されたのは、2005年頃です。日本中の人々がニンテンドーDSに熱狂していた時代。もちろん、DS以外の家庭用ゲーム機にも楽しいソフトが沢山ありました。
いずれにせよ、2005年~2009年は家庭用ゲーム機に勢いがあった最期の時代です。
情報源においても、かろうじて、紙媒体(毎週木曜に発売する某ゲーム情報誌など)に数百円を払っても惜しいとは思わない時代でした。
しかし、2013年現在。攻略法を知りたいと思えば、発売日当日にはすでに9割方の情報がインターネット上に揃っているという有様。『どうぶつの森』や『ポケモン』の重厚な攻略本ならともかく、それ以外のゲームの攻略本を買うなんて……。
現場スタッフだから語れる業界のウラ側
購入するゲームソフトを選ぶときには、某ゲーム情報誌のクロスレビューよりも、Amazonカスタマーレビューや個人ブログの感想記事を参考にする人が多くなってきた印象があります。(ただし、某情報誌のレビューは、元々あてにならないという説もある)
ちなみに、前述した激怒電話エピソードには後日談があって『某ゲーム情報誌』における裸の王様っぷりを暴露する内容が収録されています。恥ずかしいっ。読めばわかる!
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- ゲームな話、入荷しました。(1)
- 著者:柴田武文
- 価格:280円
- 読了にかかる時間:約2時間(個人差があります)
- 「ゲームショップあるある」度
- ★★★★☆(4)
- 「時代の証言」度
- ★★★☆☆(3)
- 「斬新な予約システム」度
- ★★★★☆(4)
- 「総合」
- ★★★☆☆(3)
著者について
柴田武文さん(@famicomplaza)。『しばた・たけふみ』と読みます。
柴田さんは、愛知県で6店舗を展開している『ファミコンプラザ』通販部の店長さんです。当時、通販サイトで公開していた業務日記が好評だったらしく、なんと『隔月刊コードフリークAR』誌上で連載をつとめることになったそうです。
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