こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
今回ご紹介するのは、ライブドアブログ『マッキータウンぶろぐ』から生まれた、ポタリングや輪行の意味がわかる人向けの、ややマニアックなガイド本です。
つんどく速報ライター☆イマガワです。
今回ご紹介するのは、ライブドアブログ『マッキータウンぶろぐ』から生まれた、ポタリングや輪行の意味がわかる人向けの、ややマニアックなガイド本です。
本書は東京近郊エリアの自転車コースガイド本です。
主に東京郊外や神奈川、埼玉と幅広いエリアでのツーリングやポタリング向けのコースのプランニングを提供しています。
すでにスポーツ自転車に乗っているものの「どこへ行けば良いか分からない」とお悩みの方や、スポーツ自転車に興味があるけど始めるかどうか悩んでいる方の背中を押せるような内容になっていると自負しております。
※製品版は、ヨコ書きです。下記プレビューはPC向けです。
首都圏の自転車乗りは必見
著者は、競技にも使われる自転車――ロードバイクを愛用しており、カメラを携えてサイクリングを楽しむことを趣味にしています。
本書『マッキータウンぶっく1 ~東京近郊自転車コースガイド~ ツーリング&ポタリング編』は、東京近郊のサイクリングコースを豊富な写真付きで紹介しています。フォト総数は1500枚以上!
単なる観光地紹介にとどまらず、帰宅ラッシュ時の混雑具合や、路面の状態、坂の勾配やワインディングの有無など、マニア目線で詳細に語られているので、実用的な『ポタリング』ガイドとしても活用できる1冊です。
ポタリングって?
自転車愛好家における『ポタリング』とは、おもに観光名所や旧跡めぐりを目的としたサイクリングのことをいいます。
本書においても、奥多摩の廃線遺構をめぐったり、ジブリ映画『耳をすませば』のモデル地である聖蹟桜ヶ丘駅の周辺を訪れたり、箱根駅伝のコースをポタリングしています。以下は、目次から抜粋。
・水根貨物線廃線遺構めぐり
・日原街道で日原鍾乳洞へ
・国鉄五日市線岩井支線の廃線跡めぐり
・2013東京国体ロードレース周回コースを走る
・箱根駅伝2区を走る
・宮ヶ瀬湖畔の服部牧場に行く
・江ノ電探索で鎌倉へ
・ほか
圧巻! 東京から新潟までのツーリング日記
散策目的ならばポタリングですが、本格的な遠征はツーリングです。本書の後半では、ロードバイクに乗って東京から日本海へ向かって走った約360kmの旅日記が収録されています。
驚くべきことに、このツーリングでは連日100km以上(!)も移動しています。ママチャリしか乗ったことがない人間からしてみれば、にわかには信じられない移動距離でした。ロードバイクって、すごい!
ちなみに、著者のツーリングは有給休暇を利用して限られた日数で決行されており、帰りの交通手段は新幹線でした。その際に登場したのが『輪行』という聞き慣れない用語です。
輪行とは、電車や連絡船などを利用するときに、ロードバイクなどの自転車を分解して、専用の袋に入れて運ぶ行為のこと。そういう手段があるのなら、安心して遠征を楽しめますね。
感想
本書は、ポタリングに関するガイド本ですが、著者とロードバイクによる『愛の日記』でもあります。
なぜなら、著者のロードバイクやポタリングに対するアツイ想いが語られているからです。たまに、愛車であるブルバちゃんと会話するシーンもあったりして、まさに、ロードバイクへの愛が綴られた1冊です。
ライブドアブログでは、電子書籍を作成する機能がご利用いただけます。
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- マッキータウンぶっく1 ~東京近郊自転車コースガイド~ ツーリング&ポタリング編
- 著者:とり
- 価格:430円
- 読了にかかる時間:約5時間(個人差があります)
- 「実用」度
- ★★★★★(5)
- 「激坂マニア」度
- ★★★★☆(4)
- 「チャリと会話しちゃってる」度
- ★★★★★(5)
- 「総合」
- ★★★★☆(4)
著者について
とりさん(@tori_mackeytown)。1981年生まれ。ロードバイク愛好家。愛車(ブルバちゃん)はGIANTのTCR2。
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レビュー有り
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