こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。
おばけの絵本といえば『ねないこだれだ』(せなけいこ)が有名。あれは、こども心に怖い絵本ですよね。
今回ご紹介するのも『おばけ絵本』なのですが、こっちは怖いというよりも笑えるタイプの作品です。
つんどく速報ライター☆イマガワです。
おばけの絵本といえば『ねないこだれだ』(せなけいこ)が有名。あれは、こども心に怖い絵本ですよね。
今回ご紹介するのも『おばけ絵本』なのですが、こっちは怖いというよりも笑えるタイプの作品です。
4人組のかわいいおばけが、食べ物、動物、乗り物など色んなところに隠れて遊んだり、いたずらしている絵本です。
楽しみながらあいうえおを学べるように作りました。
※下記プレビューはPC向けです。
大喜利みたいで面白い
ご覧のとおり、本書『おばけだらけのあいうえお』は、幼児向けの学習絵本です。
『おばけ』というワンテーマ縛りで、それぞれ『あ』から『ん』までの47文字を含む1枚絵が収録されています。合計47枚。
本書において、こんなのは序の口です。むしろ、このあとからが本番。
え?(笑) どういうこと?? 序盤から、ほんのりとした狂気を感じさせてくれます。
商品説明によれば、本書の主人公である『おばけ』は4人。つまり、元々は人間なんですね。まあ、幽霊って言ったら、ふつう死人のことですからね。
ちなみに、ドラクエスライム顔の2人の見分け方は、目玉のフチの太さの違いです。よーく見ればわかります。
たたみかけるように笑わせてくる
ちょっと!(笑) 完全な出オチです。
この絵は、わりと普通のように見えますが、拡大してみると――
『Japan Coast Guard』……つまり海上保安庁の巡視船です。デザインは本物に忠実に描かれています。 このあたりにも、子供用の絵本とは思えないこだわりをうかがわせます。
もちろん、子供が楽しめるページもたくさんありますので、誤解なきよう。
2013年8月現在のAmzonカスタマーレビューにおいても『3才や5才の子がよろこんでくれた』という感想が見受けられます。
フリーソフトで制作している
ほかの絵も引用してご紹介したいのですが、あとは買ってのお楽しみということで。
作者の桝谷さんは、この絵本をフリーソフトである『Inkscape』で制作したそうです。有名な『Adobe Illustrator』と同じ、ベクターイメージを扱える画像編集ソフトです。
ちなみに、今回の絵本制作時に得たノウハウを『ドシロウトが無料ソフトInkscapeで絵本制作&Kindle出版』という電子書籍にまとめているので、興味ある方はぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)
- おばけだらけのあいうえお
- 著者:桝谷勝久
- 価格:99円
- 読了にかかる時間:約15分(個人差があります)
- 「こども向け」度
- ★★★★☆(4)
- 「ユーモア」度
- ★★★★☆(4)
- 「親も楽しめる」度
- ★★★★☆(4)
- 「総合」
- ★★★★☆(4)
著者について
桝谷勝久さん(@kmasuya03)。『ますや・かつひさ』と読みます。新潟県出身、1983年生まれ。一児の父。ネットワークエンジニア。『欲望コントローラー』などのiPhoneアプリも手がけている。
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