おひさしぶりです!
Amazonさん、読書の秋に新型KindlePWの発売をぶつけてきましたね。従来型PWを買ったとたんに情報解禁☆カンザキです。
9月もたくさんの電子書籍をご紹介しました☆ というわけで
9月の課題図書10冊に続き、10月中に読むべき10冊をまとめますよ!
Kindleの電子書籍って、そもそもどうやって読むの? 買うの? な方はこちらをご覧くださいませ(誤解している方も多いようですが、iPhone/Androidでも読めます!)。
それでは、10月の課題図書、いっきまーす!
ポメラの本(レビュー)
ポメラの本 [Kindle版]
Outliner 伊藤 崇 (著)
出版: Book Outliner; 第三版 (2013/3/8)
ポメラとは?
『ポケット・メモ・ライター』略して、ポメラ。デジタルメモ『pomera』は、キングジムが2008年に発売しました。ラベルプリンター『テプラ』でもおなじみの文具会社です。ポメラは当初、議事録や移動中のメモを想定して開発されました。(レビューより引用)
世界唯一と言っても過言ではない、「ポメラ専門本」です。なんとキングジム社が運営する電子書籍モール「wook」でも買えます!
ポメラの開発元でポメラのファンブックを売る。この寛容さが個人出版らしいかんじ。
紹介されていたガンダムコラボのポメラは、3倍速くまたは3倍多く原稿が書けるのでしょうか?
ポメラ利用者もこの書籍を歓迎しているようです。
人類を養殖している生物がいる(レビュー)
人類を養殖している生物がいる [Kindle版]
アラン・イシコフ (著)
出版: Tanupack; 3版 (2013/3/17)
作者自身が取材したとのことですが、ルポルタージュ形式ではなく小説形式です。のっぴきならないオトナの事情で小説風にしたとのこと。理由はともあれ、小説形式のおかげで物語の景色が思い浮かびやすく、お話に引き込まれていきやすかった気がします。 2010年からパブーで先行販売していたようで、そちらのコメントを拝借します。
LeLeLa (レビュー)
LeLeLa [Kindle版]
宇佐美ダイ (著)
出版: マイカ (2013/3/18)
こちらも人類が支配されるお話ですが、『人類を養殖して~』がX-FILEなら『LeLeLa』はX-MENですね。超能力者たちがバトります。しかし、超能力戦より、肉弾戦に迫力が! 表紙絵もアメコミ系の通り、アクションが見どころです。男女的な意味のアクションシーンも濃厚でしたので、アダルト向けですと一応書き添えておきます。
作者さんは元カメラマンとのこと。頻繁に出てくるカメラの、説明の細かさに納得できました。
よいこの有害図書 (レビュー)
よいこの有害図書 [Kindle版]
星井七億 (著)
出版: ナナオクプリーズ; 1版 (2013/9/2)
表紙買いした紳士は正直に手を上げてください。 「有害図書」の解釈はさまざまですが、この表紙からですと肌色な有害図書を想像しますよね(私も期待して表紙買いしましたw)。どちらかというと、ブラックジョークが盛りだくさんなほうの有害図書でした。
こざわ/とひ@t_aldehyde星井七億「よいこの有害図書」読了。「制約だらけの桃太郎」とか「俺の妹が彼女で幼馴染で生徒会長で魔王で勇者で修羅場で中二病で友達が少なくてHができなくて……」とかそういうのでした。有害で面白かったです。
2013/09/22 23:38:55
潜入日記 The Diary of an Undercover Detective (レビュー)
潜入日記 The Diary of an Undercover Detective [Kindle版]
秋元 カズヤ (著, イラスト)
出版: 秋元 カズヤ; 1-1版 (2013/6/15)
ブラックジョークを通り越して、狂人に近い主人公。自分を警察官だと思い込んでいる一般人男性です。
現実だったら精神病棟に入院するレベルの狂いっぷりです。読みながら、狂っているのは私のほうなのではないかと錯覚するほどブレない自称警察官でした。
同作家さんは多数KDP出版しています。その表紙一覧がこちらです。…アートを感じます。
とある商品群を思い出しました。
・どうして精神薬のパッケージはこんなに怖いんだろう(画像)/薬系ニュースまとめ
煉獄街 (レビュー)
煉獄街 [Kindle版]
大村吉高 (著)
出版: パブー (2013/7/6)
本書には、3種類の人間が登場します。汚染を受けないよう楽園のような環境に隔離された人間、月生まれの骨組織が弱い人間、食物汚染で獣化した人間。登場人物設定にはファンタジー要素を感じますが、「サイバーパンク・ハードボイルド」という紹介の通り、たびたび銃撃戦が繰り広げられ、SF要素もあります。殺伐とした中に獣耳やしっぽのもふもふ表現が差し込まれていますので、都度ほっこりできる仕様です。
アニメ・名探偵ホームズをイメージしながら美味しく読ませていただきました。
除妖師 (レビュー)
除妖師 [Kindle版]
如月恭介(@KyouskeKisaragi) (著)
出版: 夜明けプランニング; 1版 (2013/7/9)
主人公は東大卒なのにフリーター。ようやく就職した古物商はとんでもないブラック企業でした!
社長の二重人格にふりまわされても、ようやく就職したから辞めたくないという高学歴男のプライドで勤め続けます。仕事で知り合った美人キャリアウーマンに「私の奴隷になりなさい」と命じられ、新たな境地に目覚めて奴隷デビュー。
辞めても、いいんじゃないかな…。とアドバイスしたいところですが、読み進めるうちに主人公がこの人物たちに惹かれていく理由がわかります。
劇中で妖術師が使っていたガジェットは、たぶんこんなヤツ
・年内に発売か?!近未来なメガネ型PC「Google Glass」私ならこう使う!/NAVERまとめ
わーくしょっぷ [アンソロジー短編集] (レビュー)
わーくしょっぷ [アンソロジー短編集] [Kindle版]
晴海まどか (著, 編集), 楢野葉 (著), 笹原祥太郎 (著), これこ (著), 山田宗太朗 (著)
出版: 白兎ワークス; 1版 (2013/7/1)
収録されているジャンルは多彩で、ラブストーリー・SF・ファンタジー・海賊モノ・純文学。バリエーション豊かで飽きさせない作品集です。短編といっても、各作品とも読み応えのあるボリュームでした。
一話目の『三月ウサギは知っている』はラブストーリー。学生の友人以上恋人未満の微妙な関係がくすぐられます。バランスのよい並び順に配慮を感じました。
ともしび@tomoshibian晴海まどか, 楢野葉, 笹原祥太郎, これこ, 山田宗太朗の『わーくしょっぷ [アンソロジー短編集]』を読み終えました 短編集は知らない作家さんの名前を知るにはとても良いね。 http://t.co/kf5ytNACjQ
2013/07/23 12:03:15
Leicaマウントレンズ×GXR Mount A12 (レビュー)
Leicaマウントレンズ×GXR Mount A12 [Kindle版]
浜 俊太朗 (著)
出版: 浜 俊太朗 (2013/6/19)
オールドレンズファンによるファンブック! レンズのガジェット美を感じるアイテム写真と実際の作品を掲載しています。カタログ、あるいは写真集として楽しめる一冊です。
「オールドレンズで撮った写真って、どんなの?」とお思いの方、作者さんのブログに作品が多数掲載されていますので、どうぞ!
・一撮光陰 / hamashun.org
・楽しみはライカレンズだけじゃない――GXR用ユニット「GXR MOUNT A12」/デジカメプラス
最後の夏山 (レビュー)
最後の夏山 [Kindle版]
谷山稜 (著)
「山は修練の場だ。精神と肉体を鍛えるところだ」が持論の主人公。山の魔力にとり付かれ、山と女の狭間に迷走する主人公は、懲りずに登山を続けます。
登山小説ははじめて読みました。ノウハウやそこで見える景色が細かに描写されています。マニュアルとしても使えそう。主人公のような先輩登山家が居ない初心者(私)は、書籍を参考に低山のトレッキングから始めたらいいですかね。
登山家の間では、「最後の夏山」という表現がたびたびされると知りました。
北川生馬@ikumarl今日は最後の夏山を味わいに定番の陣馬山→高尾山の縦走をしました。陣馬高原下バス停から高尾山口駅まで17kmくらいかな。いやー暑くて、汗だくのサウナ登山だった。今回の反省は、暑さに負けて茶屋でビール飲んだら、足が重たくなってしんどかったー。今後登山中に酒は飲まないことにします。
2013/08/31 21:34:59
mokolala@kawatm次男が3日にジュビロスタジアムのこけら落としの試合観戦に帰ってくるのに親は山に行っていないという...友達に薄情な親!って言われたけど一応後ろめたさはあるんですよ(+_+)でも...やっぱり山に行くんです。これが今年最後の夏山になりそうだから
2013/07/31 13:56:19
さいごに
以上、Kindle歴11か月の私が「これは入れとけ」って電子書籍でした。
あわせて10冊。合計金額は2078円です☆
※価格は2013年10月4日12時現在の金額です。
いずれもつんどく速報イチオシのKindle版電子書籍です。ぜひお手にとってご覧くださいね。
月月火水木キンドる☆
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