こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。

いつもとは趣向を変えて――今回はひとつ。台湾をおとずれた旅行者になったつもりで、Kindle本レビューを書いてみます。

台湾屋台系B級グルメ図鑑100選台湾屋台系B級グルメ図鑑100選 [Kindle版]
旅々台北 (著), 松木立安 (編集)
出版: マジカルサイト; 2版 (2013/2/6)

台湾旅行で最大の魅力、台湾B級グルメ。

森羅万象の台湾B級グルメから100種を選び、写真と簡単な解説でご紹介します。

※製品版は、ヨコ書きです。下記プレビューはPC向けです。

夜市(イエシー)で夕食を


はるばるやって来ました台北(たいぺい)市。人口260万人を擁する、台湾こと中華民国の首都です。

向かうは『士林夜市(シーリンイエシー)』。台湾最大の屋台街。その名のとおり、夕方以降には飲食系をはじめとする様々な屋台でにぎわいます。地下屋台街(あやしい意味ではない)もあるので、雨が降っても大丈夫。

でも、どうしよう……。台湾に来たのは初めてで、どの屋台が美味しいかなんてわからない。

そうだ! いいものがある。ガイド本『台湾屋台系B級グルメ図鑑100選』のアドバイスによれば、お客の多い屋台を選べ、とあります。

なるほど。ごもっとも。他にも ティッシュや飲み物を用意しておけ とも書いてあるので、あらかじめ市内のコンビニでお茶を買っておきました。台湾の屋台では、飲み物の持ち込みが可能です。

紙幣を崩しておくのも忘れずに。台湾元のレートは約3円なので、50元札や100元札を多めに用意しておきましょう。

まずは前菜代わりに……


さっそく、1軒目。じつは事前に決めていました。まずは串焼きを食べよう、と

お目当ては『碳烤(タンカオ)』という料理です。とはいえ、どこに売ってるかわからないので、そばにいた地元民に、iPad Air画面の『台湾屋台系B級グルメ図鑑100選』を見せます。そして、発見。

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50種類以上も用意されている食材から選べて、それを目の前でタレに浸しながら炭火でじっくりと焼いてくれる方式。焼きたてアツアツ、野菜の肉巻き串が香ばしくて(゚д゚)ウマー

屋台ごとに価格差があるものの、1本オール10元(30円)なんていう店もあるらしいです。

台湾屋台の油の鮮度は世界一ィィィッ!


さあ、次は『揚げ物』だ! ご飯系や肉まん系はアトのお楽しみ。炭水化物は後回しにする――これ、食べ歩きの鉄則です。

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でた! アツアツ揚げたての『鶏排(ヂーパイ)』。

ハムッ、ハフハフ、ハフッ!! 異国の地でかぶりつくフライドチキンは、どうしてこんなに旨いのか。カーネルおじさんのあれとは違った、複雑でオリエンタルなスパイスの風味が食欲をそそります。

台湾屋台系B級グルメ図鑑100選』によれば、台湾の屋台は油の鮮度に神経質だとか。毎日交換するのは当たり前。台北市のような都会の住民は3食とも屋台というのが日常なので、鮮度や衛生管理には特に注意しているようです。

メインディっシュ&甘味


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台湾といえばコレ!な排骨(パイコー)を、おなじく人気料理の控肉飯(コンロウファン)に載せて、一気に掻き込みます。ハムッ、ハフハ――(以下略

甘辛いタレで味付けした『豚のあばら肉』と、甘い脂肪たっぷりの角煮で、ご飯が超ススムくん――おもわず、李登輝総統バンザーイ! バンザーイ!などと心のなかで叫びました。

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※自主規制。収録されている写真にはモザイク無し

そして、おつゆ代わりに『猪脳湯(チューノウタン)』という豚の脳ミソのスープをすすりつつ、台湾なのに『上海生煎包(シャンハイセンジェンパオ)』という焼き小籠包をむさぼります。

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フィニッシュは、苺とプチトマトの砂糖漬け串である『糖葫蘆(タンフールゥ)』や、年中食べられる台湾名物の『泡泡冰(バオバオビン)』というシャーベットで、食了。ごちそうさまでした。

百種類の屋台グルメを収録


肉ばっかりになっちゃった……。というわけで、今回は、やや自己満足的なレビューをお送りしました。

紹介した料理の他にも『焼き系』『煮込み系』『揚げ物系』『蒸し物系』『ご飯物』『甘味系』など、合計100枚の小吃(シャオチー、点心)のカラー写真と解説が収録されています。超オススメの1冊!

Kindleストアでサンプルが無料で読めます。お試しください。(スマートフォン、タブレットでもOK)

「B級グルメ」度
★★★★☆(4)
「台湾に行きたくなる」度
★★★★★(5)
「満足」度
★★★★☆(4)
「総合」
★★★★☆(4)



著者について


旅々台北さん(@tabitabitaipei)。『たびたび・たいぺい』と読みます。台湾情報発掘サイト『旅々台北.com』内コンテンツの書籍化。


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