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おひさしぶりです!
今年も安定した食欲の秋☆カンザキです。新米ウマウマ。ちなみにAmazonで買いました。お店で買って帰るのは重いんですもん。

今月もたくさんの電子書籍をご紹介してきました☆ というわけで
先月提示しました9月の課題図書10冊に続き、今月ご紹介した10冊をまとめますよ!

Kindleの電子書籍って、そもそもどうやって読むの? 買うの? な方はこちらをご覧くださいませ(誤解している方も多いようですが、iPhone/Androidでも読めます!)。

それでは、11月の課題図書、いっきまーす!


ほんとうの自衛隊のごはん 目達原駐屯地編 (レビュー



ほんとうの自衛隊のごはん 目達原駐屯地編ほんとうの自衛隊のごはん 目達原駐屯地編 [Kindle版]
廣川ヒロト (著)
出版: 電明書房; 1版 (2013/10/1)


こちらでご紹介した書籍のパワーアップ版でしょうか。3日間駐屯地に通い食べて取材したというまさしく自腹を切った書籍です。
レビュー掲載後、著者さんから補足コメントがありました。

取り上げていただいてありがとうございます。
ちなみにご飯はお代わり自由ですよ!
薄味は、どちらかというと、という感じです。
濃いめの料理もあります。(廣川ヒロト)


作家兼ジャーナリストの佐々木俊尚さんがつぶやいてくださったおかげで、ツイートが伸びました。ごちそうさまです。


「自衛隊のごはん」と比較したい、他国軍の食事情はこちらから。
Dachoの「ミリヲタ的グルメ」 /おたくま経済新聞



台湾屋台系B級グルメ図鑑100選 (レビュー



台湾屋台系B級グルメ図鑑100選台湾屋台系B級グルメ図鑑100選 [Kindle版]
旅々台北 (著), 松木立安 (編集)
出版: マジカルサイト; 2版 (2013/2/6)


台湾の情報サイトが推奨するB級メニューの数々を集めています。アマゾンのレビューを拝見していますと、何度も足を運んでいる台湾ファンの方が愛読書にしているようですね。紙のガイドブックと合わせて台湾旅行に持っていくとのこと。

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出版元は「台湾情報発掘サイト 旅々台北.com」。サイトもあわせて拝見し、猛烈に現地へ行きたくなりました。今は夜市にベストなシーズンなんですか! ちょうちん下げた屋台がたくさん。おいしそうな匂いがただよってくるようです。『千と千尋の神隠し』でこういうシーンありませんでしたっけ?

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美少女キケン 薬科大生の甘い毒蜜 (レビュー



美少女キケン 薬科大生の甘い毒蜜美少女キケン 薬科大生の甘い毒蜜 [Kindle版]
小波奈子 (著), Frst (イラスト)
出版: 小波奈子; 1版 (2013/10/12)


女子同士の恋愛ものと聞いて期待して読みました。期待以上にくんずほぐれつしていました。おなかいっぱいです。
やましい気持ちで読み始めましたが、物語の本質ともいえる、薬物トリックを解いていく本格ミステリ展開にすっかりのめりこんで行きました。
ちなみに、レビュータイトルにある「アリルプロピルジスルファイド」はタマネギ系の植物に含まれる物質。犬や猫がこれを摂取すると、赤血球が壊れて死にいたります。怖い。






今月の★5タイトル! 白く汚れて冷たく綺麗な (レビュー



白く汚れて冷たく綺麗な白く汚れて冷たく綺麗な [Kindle版]
犬子 蓮木 (著)
出版: もふもふ出版; 4(誤字脱字修正)版 (2012/11/24)


本作品は各登場人物のキャラクターが立っています。はじめに簡単な人物紹介があるのも親切です。

しかし、親切なのは最初だけ!
読み進めていくうち、どんでん返しの連続で手に汗握りっぱなし。読了後、マラソンを完走したような達成感がありました。良い汗かいたー。







今月の★5タイトル! ある文章の告発(レビュー



ある文章の告発ある文章の告発 [Kindle版]
針とら (著)
出版: 針とら; 1版 (2013/4/26)


「うったえかける文章」とはまさにこのこと。魂を持った「ある文章」が読む人間に全身全霊アピールします。
「殺されたあるじ(書き手)の無念をはらしてほしい」。なかなか伝わらないもどかしさ、信じてもらえない悔しさで文章が病みだすあたり人間同士のコミュニケーションでもよくあることだなぁと。
中盤以降の急展開は冷や汗ものです。









生命の水槽 (レビュー



生命の水槽生命の水槽 [Kindle版]
猫田 博人 (著)
出版: マンガ東京スタイル; 1版 (2013/3/31)



人間が絶滅危惧種に指定され、獣人たちが生態系ピラミッドの頂点にいる時代。生体サンプルである人間の少女と獣人の間で交わされる言葉の無いコミュニケーション。
レビュワーいわく「オチが読み解けない…」とのことでしたが、私にもわかりませんでした。
あの、海に沈んでる人体のようなものがヒントなんです? でもシャチ型生物は、襲ってきても食べないんです? 所長さんの裏のある様子が気になりますし…。 うむむむ…。
解説を含む続編執筆を期待しています。





リーディング・ナイフ (レビュー



リーディング・ナイフリーディング・ナイフ [Kindle版]
山田佳江 (著), たかだのぶゆき (イラスト), 藤井太洋 (イラスト)
出版: 無計画書房; 3版 (2013/4/7)


ざっくり区分けすると、時間ループものです。序盤の主人公はループ被害者(被災者?)ではなかったのですが、読み進めるうち現在の時間軸がガラガラと音を立てて崩れていきます。自分は部外者だと思っていたのは自分だけ。
恋愛要素もありますので、女性読者にも読みやすいSFミステリーです。ちょっと濃い目のマリッジブルーってやつでしょうか?

著者さんの日常をTwitterで垣間見ていますと、この不協和音鳴り響く世界の創造主とは思えません。

ヌーブラにくっついたやもりを救出した/Togetter
台湾人「日本人はすごく愛があるね!」日本人がヌーブラに捕まったヤモリを救出/kaola.jp

著者さんの他作品もあわせてどうぞ。

Yoshie Yamada Official Website


13匹目のバナナフィッシュ (レビュー



13匹目のバナナフィッシュ13匹目のバナナフィッシュ [Kindle版]
丸木戸サキ (著), マルキ・ド・サリー (はしがき)
出版: SADOMASOCHISM; 第二版版 (2013/3/29)


該当タイトルを含む25の短編小説集です。私が一番印象的だったのは「うらがわ」というお話。エスカレーターの裏側ってどうなっているんだろうと思ったこと、ありませんか?
超現実的な回答は「機械が埋まってる」ですが、子供の「なぜ?なに?」目線で解釈すると三途の川(!)になるようです。






僕のセイシュンの三、四日 (レビュー



僕のセイシュンの三、四日僕のセイシュンの三、四日 [Kindle版]
藍田うめる (著)


レビューにて「タイトルにおけるポップな印象に反して、ドロドロの愛憎劇が描かれている長編小説」と紹介のとおり、泥沼です。生臭いです。昼ドラ化希望!
書籍名とレビュータイトルからちょっとえっちなライトノベルを想像しちゃった紳士諸君は、実際に読んで女の怖さを思い知ればいいと思います。







機密符牒 (レビュー



機密符牒機密符牒 [Kindle版]
敦音尚之 (著)
出版: 敦音尚之; 2版 (2013/1/12)


2005年元日、毎日新聞が投稿した話が元ネタでしょうか。
記者が見た初夢を記事にするお遊びのコーナーですが、プロの犯行は怖いですね。虚構新聞なみのリアルさでした。該当の記事は先日から見あたらなくなってしまったので、代わりにこちらのブログを紹介です。

千葉県が日本から独立したらしい。/Little by little and bit by bit.

おふざけネタでありながら、『機密符牒』はいたってまじめに千葉の独立を物語っています。

あわせて読みたい千葉国リンク集はこちら。
千葉国独立から一ヶ月…緊急現地ルポ/霞が関官僚日記
千葉共和国/chakuwiki
都道府県独立国家論/Wikipedia



さいごに


以上、Kindle歴1年を迎えた私が「これは入れとけ」って電子書籍でした。
あわせて10冊。合計金額は2141円です☆ 
※価格は2013年10月31日現在の金額です。 

いずれもつんどく速報イチオシのKindle版電子書籍です。ぜひお手にとってご覧くださいね。

月月火水木キンドる☆

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