こんにちは。つんどく速報のカンザキです。
みなさんお元気ですか? インフルエンザの予防接種はお早めに!

さて、つんどく速報では、読者からの自薦・他薦を受け付けているのですが、毎日たくさんの情報を寄せていただいており、読むのが追いつきません! ありがとうございます!
そこで、いただいた推薦本のなかから、熱いコメントが寄せられた本を厳選してご紹介いたします。

本来であれば、編集部が読んでからレビューするのが「つんどく速報」のスタイルなのですが、おもしろそうな本の紹介を長い間ため込んでしまうのも申し訳ありませんので、推薦文を添えてここに掲載いたします。

それではどうぞ!


未知との交流未知との交流 [Kindle版]
風宮正一 (著)
出版: アサブル文庫; 1版 (2013/9/21)


内容紹介
語学オタクの青年、元郷勇士(げんごう・たけし)。
彼はその天才的な能力を買われ奇妙な仕事を依頼される。タイムリミットはたった一晩。
そこで出会う謎の美女。彼女は敵か味方か。巨大な人型兵器と某国からの刺客が登場。
今、未知との交流が始まる。

自薦コメント
ストーリーの骨格はスピルバーグ監督の「未知との遭遇」のオマージュ的な内容です。 日本を舞台に自衛隊のロボットと怪獣との攻防が見所です。




金色のトロイメライ金色のトロイメライ [Kindle版]
東 明日紀 (著)
出版: 電子出版 エッグノック; 1版 (2013/9/15)


内容紹介
名前泥棒に名を盗まれた青年は、他人の記憶に留まることの出来ない忘却の世界で孤独な旅を続けていた。箱詰め少年、噂を語る人面果実、賃貸列車に住む少女、恐ろしい秘密を持つ娯楽島、夕陽の沈まぬ港町。奇妙な人々と出会い別れ、不思議な体験を繰り返しながら、名前泥棒を探して悠久の時を放浪する。生きる意味を問う寓話的ミステリアス・ファンタジー。

推薦コメント
正直、電子書籍を出してる無名作家で、 当たりだな、と思った本はあまりなかったのですが、 これは実に素晴らしかった。 というか……凄かった。
日本のファンタジーはライトノベルに汚染されており、どれも媚びていて、 本来ファンタジーが持つべきコワク的な魅力が詰まった小説って、あまりないなという感じが否めませんでした。 そんな中、本作を手に取り、 衝撃を受けました。

この作品には、 ありがちな竜や魔法は出てきません。 まったく新しい幻想が詰まっています。
しかも本作は単純にファンタジーというカテゴリーには留まりません。 強烈なメッセージ性、謎に満ちた人物と物語には精巧なギミックが隠され、 それでいてどこか懐かしい匂いさえ放っている。

この物語に魔法が出てくるとすれば、 それはたった一つ。 「金色のトロイメライ」 という、読者を魅了する魔法です。 是非とも多くの人に読んで頂きたい、 宝物になる小説です。
(岡村)




鴨川の金魚姫 / 監督の長い一日 (京都詭弁案内)鴨川の金魚姫 / 監督の長い一日 (京都詭弁案内) [Kindle版]
川人千慧 (著)


内容紹介
自称、「普通の」京都の女子大生、財井美希。
詭弁家であり、美希と同じ大学の男子学生である、嵐堂環。

自主映画の撮影現場にやってきた、おなじみの二人が、撮影を翻弄する『狐』の謎に挑戦する第三話――「監督の長い一日」。
祇園放生会の日に「大切なもの」が盗まれる――神出鬼没の怪盗から、親子丼専門店「みさわ」を救うため、二人が奔走する第四話――「鴨川の金魚姫」。

お騒がせ大学生コンビ、またまた登場。
「百万遍系」「京都系」謎解き小説シリーズ、第二弾ができました。

京都に住んでいる人、京都に住んでいた人、京都に住みたい人。
詭弁が好きな人、詭弁が嫌いな人、別に詭弁家ではないけれど、なぜか幼少期より「屁理屈言うな」と怒られてきた人。

本書はそんな人達のためにあります。
お楽しみいただければ、幸いです。

自薦コメント

このたび、シリーズ最新刊である「鴨川の金魚姫/監督の長い一日」を出版いたしました。 前作に引き続き、軽妙な屁理屈による会話劇が映える、謎解き中編に仕上がったかと存じます。ぜひ、ご一読いただければ、幸いです。

関連書籍
おかっぱ女と詭弁男。事件は京都で起きている『夕餉を買いに / それから、蓮見先生は (京都詭弁案内)』




夜明けのセセリ達夜明けのセセリ達 [Kindle版]
岡枝 吉利 (著)
出版: 岡枝 吉利; 1版 (2012/10/31)


内容紹介
明日もまた同じ日が来ると思っていた。
しかし、そんなことは決して起こり得ないと気付いた時、 少女は自閉の海へと沈む。
そこから見た海面はどんな色? どんな輝きだろうか?

どこにでもいる、決して”正しい”わけではない少女、スイのひと夏の刹那の物語。

自薦コメント
現実逃避で自閉する少女と正義漢、暴漢、ビッチ、でくのぼう、浮世離れした子が出会ったひと夏の刹那の物語。読み終わった頃、あなたの肌は陽光の暖かさを感じるはず。ぜひご一読してみてください。




109を奪還せよ109を奪還せよ [Kindle版]
見村和孝 (著)


内容紹介
本作はプロローグ的な位置づけです。
女子高生達が、六本木ヒルズの襲撃と爆破を行い、逃げ果せる場面を描いています。
本編自体は以下の設定で、2巻以降、何故、東京で戦闘を繰り広げるのかなどが、明らかになっていきます。

「平成時代初頭、女子高生の援助交際が社会問題となった。
しかし彼女達は私利私欲のために金を集めているわけではなかった。
彼女達はその資金で、中東の軍事組織から核弾頭を購入し、政府に宣戦布告しようとしていたのだった」

自薦コメント
有得ない設定の、ライトノベルです。短い内容ですので続編も書いております。女子高生ら3人が六本木ヒルズを崩壊させるシーンを5000字程度で描いています。 よろしくお願いします。




空と海の間に ~思いもよらぬ青春の1ページ~空と海の間に ~思いもよらぬ青春の1ページ~ [Kindle版]
渡辺一斗 (著)
出版: 渡辺一斗; 1版 (2013/9/24)


内容紹介
暴走族のリーダー「リキ」が、転校生の妹の愛実に一目ぼれ。
暴走族を辞め、真剣に告白し交際が始まる。
愛実の気持ちに応え、漁船で海に出た三人に待っていたことは・・・。

自薦コメント
はじめまして。 「リーディング・ナイフ」の著者、山田佳江さんのつぶやきで、つんどく速報さんのご存在を知りました。昭和50年代を背景にした、純愛恋愛小説です。
50歳の時に、なんとなく頭に浮かんだストーリーを小説として書き留めておいたものを、kindle本として出版いたしました。 校了などをしてくれる知人もいないので、つたない文章かもしれませんが、ストーリーとしては自己満足しております。 レビューして頂けると、嬉しく思います。 「ダメ出し」でも、真摯に受け止められる53歳ですので、ご遠慮のない辛口コメントでも、今後の参考になりますので嬉しいです。



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