こんにちは!
つんどく速報ライター☆イマガワです。

ざっくり言うと


・創刊! 人気ブロガーの手づくり雑誌
・知られざるロシアの庶民文化
・ニッポン大好きロシア人インタビュー

おそロシ庵 第1号 ロシア人に聞いた日本の印象 来日前と来日後おそロシ庵 第1号 ロシア人に聞いた日本の印象 来日前と来日後 [Kindle版]
千葉 勇太 (著), とらまるはなばち (著), ボボルィーキナ・エカテリーナ (著), ガルマエヴァ・オリガ (著)
出版: おそロシ庵; 1.1版 (2014/7/1)

あの、大人気ロシア情報ブログ「おそロシ庵」がKindleに登場!! ロシアのマニアックな情報から、ロシア人から見た日本まで、日露に関する情報がここに集結!

記事は全て完全新作!! オリジナルな書きおろしがたっぷり11記事!!
日本人&ロシア人のスタッフが混在する、おそロシ庵だからこそ紹介できるネタが盛り沢山!!

※製品版は、タテ書きです。下記プレビューはPC向けです。

ロシアを楽しくまなぶ


本書『おそロシ庵 第1号』は、ロシア通の日本人著者による手づくり雑誌です。

著者の千葉さんは、人気ブログ『おそロシ庵』を運営しています。
たとえば『ロシアの日本料理屋のHPに書かれてるスシの説明がなにかおかしい』や『ロシアへの航空便があまりにも遅いからケータイで追跡してみた』というオモシロ記事を毎日更新しています。
どれも、つい読みふけってしまうほどに興味ぶかいものばかりです。

日本びいきの若いロシア人たち


ロシア連邦。広大なオホーツク海をはさんでいるものの、れっきとしたお隣さんです。中韓にくらべると縁遠い国だと思いがちですが、ロシアの人口は日本とおなじくらいの1億4千万人。
おなじみ『イクラ』をはじめ『ノルマ』『カンパ』なども、ロシア由来のことばです。

ことばに関しては同様の現象がロシア側にもあり、本書収録『ロシアのスラング』という記事で知ることができます。

若いロシア人のなかには、日本に強い関心を示しているひとがたくさんいます。
たとえば『ロシア人に聞いた日本の印象 来日前と来日後』というインタビュー記事。彼らに共通するのは京都・富士山・沖縄というキーワードです。ほかにも、口をそろえて「地震がこわい」と回答していました。

意外(!?)なことに、ロシア人は男女問わず甘いものが大好きだそうです。とくに和菓子(ようかん、あんこ)がお気に入りらしく、何人ものロシア人旅行者が言及しています。

ブログ・おそロシ庵の『どうしてソ連のアイスクリームは世界一だったのか?』という記事によれば、社会主義国家だったソヴィエト時代における計画経済政策のおかげで高品質のアイスクリームが安くて食べ放題だったといいます。甘いもの好きは当時の名残かもしれませんね。

感想


ほかにも、ロシアにおける大家さんとの付き合い方や、交通機関が時間どおり来ないと乗客たちが酒盛りをはじめる文化━━などを紹介しており、ロシア気質の一端をざっくりと理解できました。

ブロガー本でありながら、すべて新規書きおろし。現代ロシア人の息づかいを感じることができる親しみやすい内容であり、ロシア初心者にはオススメの1冊です。

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著者の千葉勇太さんは、第3期ライブドア奨学生です。

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「ロシアがわかる」度
★★★★☆(4)
「親しみを感じる」度
★★★★☆(4)
「満足」度
★★★★☆(4)
「総合」
★★★★☆(4)


著者について


千葉 勇太さん(@Goncharov_jp)。『ちば・ゆうた』と読みます。ロシアのおもしろ情報ブログ『おそロシ庵』管理人。

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